下書きなし切り文字「ペンタブ難しい!」の制作過程
用意するもの
・黒の画用紙
・はさみ(大小)
今回は「ペンタブ難しい!」という文字を切ってみることにしました。字の並べ方や大小、「!」のデザインは、お皿を洗っている間に頭の中で考えておきました。
下書きはせず、ハサミ二つで切ってみます。
漢字は定規とカッターナイフを使えばもっと綺麗にできるのですが、今回はハサミだけで挑戦することにします。
折り目をつけて、字の場所の目印にします。
右下から切っていきます。右利きだからか、最初は右下から上に向けて切っていくのが、私にとってはやりやすい切り方です。
上の「ペンタブ」の字を右側から切ります。
そろそろ下の字との連結を考えなければいけません。「難」の字が複雑で、切りながら頭の中で思い出すのが難しいので、「難」の字だけPCの画面に表示させて、その字を参考にしながら作業を進めます。
「難」の字の左側を切っていきます。
「難」の右側のラインをはっきりさせるために、先に「しい」の字を切り出してしまいます。
「難」のつくりの部分を切っていきます。
どこかで上の字と連結させなければいけません。
「難」の偏とつくりをくっつける部分を作ります。
「ペ」と「タ」を完成させます。
「難」のつくりを完成させます。
「難」の偏の上の草冠を切り離しても大丈夫かどうかを確認して、切り離します。
ペンタブなので「!」の点をペン先の形に切り抜きました。
白い紙の上に乗せて、完成です。
作業開始が19:21、切り終えたのが20:21。ちょうど1時間かかりました。考え考え切っていくので、結構時間がかかります。手を動かして切ることよりも、どう切るかを考えることの方が難しいかも。
下書きをせずに切るので、仕上がりはあまり綺麗ではありません。きちっとデザインされた文字のように、美しいものはできません。
でも、下書きをせずに切る、ということに挑戦するのが面白くて、時々やってみたくなります。頭を使って、うまく文字がつながるように考えるのが面白いです。