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ひさしぶりでヘルプミー〜アートとカルチャーで社会問題を解決する、メンバー募集〜
RIDEは、重くてカタイ社会問題をクリエイティブの力で変換し、より多くの人たちに届ける「Act for Planet」というプロジェクトを推進しています。チームメンバーは世界をどんな目線で見て、どんなことを想い、どんなアウトプットをしているのか?プロジェクト担当者が胸のうちを綴ります。
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皆さま、お久しぶりです。サステナビリティ統括の佐藤です。
気がついたら、前回の投稿から1年経っていました。不真面目、しっかり極めてしまいました。
いやはや…新たなプロジェクト「THE VOTE」の立ち上げで、ドッたんバッたんしていたらこんなに時が経ってしまったのです。
1.「THE VOTE」とはなんぞや
さて、「THE VOTE」とは何かというと、ワイシャツを入り口にした“社会問題の解決のための共創プラットフォーム”です。
ワイシャツのQRコードからログインするオンラインのスペースで、行政・企業・団体・個人の垣根を超えた共創を行なっていきます。カルチャーやアートの文脈からアプローチし、ひとびとの視野を広げ、価値観を変えることで、この世界のあらゆる社会問題を根本解決することを目指しています。
主に、こんなことをやっています。
①プロダクト・サービス開発
共創プラットフォーム、ワイシャツのサブスクリプションサービスの開発をしています。
②共創イベントの企画・実施
SDGsの根本原因を対話で見つけ出し、アートでアウトプットするイベントを実施しています。
③コンテンツの企画・制作
社会をもっとよくする世界のアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」にて、アート×社会問題をテーマに連載をしています。近々、NEW企画も公開予定!
現在は、オンラインイベントを中心に活動していますが、今後、企業とのコラボレーション企画やサービス開発なども予定しています。
2.どうして「THE VOTE」をはじめたのか
そんなTHE VOTEですが、企業のサステナビリティ担当者として活動する中で浮かんできた、自分自身のたくさんの「なぜ?」「どうして?」からはじまりました。
ドタドタ走りまわりながら、社会課題に取り組む人々やサービスと出会うなかで、
既存の社会的な活動やサービスは、
✔︎根本原因を特定できていない
✔︎アプローチに多様性がない
✔︎選択肢が平等に与えられていない
と感じたんです。
みんな、表層に現れている"問題そのもの"を解決しようと四苦八苦しているけれど、それは社会問題の根本的な解決にはならない。そして、伝えかたも届けかたも型にはまってしまっていることで、関わるひとを増やせていないなと。
そこで、問題の奥底にある原因を見つけ出し、クリエイティブの力で解決することで、二度と同じことが繰り返されないようにしたいと思いました。
そして、その根本原因とは、個人の価値観に紐づいていると考えています。
自然と私たち 過去と未来 自己と他者 夢と現実
今そこに見える境界はいったい誰が作ったのだろう
それは 誰でもない自分自身だ
はるか遠くに目を向けて見渡せば すべては繋がっていて
境界なんてどこにも存在しなかったことに気づく
自らの視野を広げるだけで 今この瞬間にも世界は変えられる
ーTHE VOTE ステートメント
わたしたちひとりひとりが少しでも視野を広げれば、あらゆる社会問題をきっと根本から解決できる。そして、カルチャーやアートといったクリエイティブの力を使うことで、みんなで一緒に楽しく変革ができると思っています。
3.THE VOTEの魅力
とはいえ、社会問題をテーマにしたプラットフォームやコミュニティは今時たくさんあります。THE VOTEはどこが違うのか?というと、こんな魅力があると思っています。
👀新世代のアクティビストと交流ができる
ソーシャルシーンをリードするZ〜ミレニアル世代の活動家が中心となって情報交換や対話、定期イベントの開催をしています。実践者と交流することで、社会問題へのアプローチ方法を身につけることができます。
👀最先端のアートやカルチャーに触れられる
新世代アーティストとの定期的なコラボレーションによって、クールでエッジの効いたクリエイティブを制作しています。社会問題をさまざまな方向から解釈する、多角的な視点を得ることができます。先行公開では、アーティストの Nakamura Soshi さん、現代美術家のkishi yumaさんとコラボレーション。オンラインイベントでも毎月さまざまなアーティストとコラボレーションをしています。
👀ビジネス視点での解決策が学べる
サーキュラーエコノミー(循環型経済)を中心に、現状の社会システムの中でのより良い解決策を提案、実行しています。概念だけでなく、具体的な解決策を学ぶことができます。
これらは、これまでの社会的な活動やサービスになく、単純に自分が欲しいなと感じていたものばかりです。それまでの“定型”にはなかったものなので、挑戦の毎日ですが、楽しくやっています。
4.もっと挑戦したいので、ヘルプミー!
とまあ、そんなこんなで2020年11月11日から活動を開始し、ドッたんバッたんしていたのですが・・・やりたいことが山のように降り積もってきて雪崩を起こし、もう流石に無理、誰か助けて!!ということで運営メンバーを募集することになりました。
メンバー募集にあたり、ともに活動しているアクティビストたちからコメントが届いています。
小澤 茉莉(一般社団法人TSUNAGU 理事)
様々な物事が複雑に絡まった社会問題に対して一つの正解を導き出すのは容易なことではないですが、様々な角度で考え続け少しずつ問題の背景を紐解いていくと、進むべき道筋が明らかになるはず。私自身もそんな事を思いながら日々活動しています。ぜひVOTEを通して色々な世界に触れて、探究していきましょう♫
清水 イアン(C森O [チーフ森オフィサー]weMORI)
THE VOTE はさまざまなフィールドのエキスパートと、掛け算の手法で共に次の社会を構想する場です。対話とコラボレーションを尊重した場は、多いようで少ないと思います。この素晴らしいコミュニティの一員に、また新しいメンバーを迎えられることを嬉しく思います。
長島 遼大(みんな電力株式会社 社長室プロジェクト推進1チーム)
「自分が当たり前だと思っていることこそ、疑おう。」
世の中に溢れているような言葉ですが、THE VOTEを通じていろんな人と対話する中で改めてこの大切さを学びました。目の前にある当たり前に対して「なぜ?」「どうして?」と問いかけていきませんか?そして私たちがまだ気づいていない「なぜ?」「どうして?」を一緒に見つけていきませんか?
田中 美咲(morning after cutting my hair, Inc. 代表取締役社長)
99人が「そうだ」と言うような事でも、残り1人の「なんかちがう」に寄り添える人と活動がしたいです。多くの物事はその1人を見捨ててしまうけれど、社会を変えるのはその1人かもしれない。大声で「いいじゃんそれ」と、ともに面白がり、一緒に答えのない問いに向かい続けられたら嬉しいです。
中村 元気(一般社団法人530 代表理事 / Upcyclist)
答えのない問題に対して一人ではなく、皆で答えを作っていきたい。
一人一人の力は小さくても集まることで大きな力になると思っています。
THE VOTEのメンバーと、想像力を持って未来を作っていきませんか?
(上段左から時計回り)
そう、みんなが言うように、THE VOTEは問い、考え続けるプロジェクトです。「なぜ?」という気持ちを大切にし、好奇心を持って行動し続けるひとと一緒に活動できたら嬉しいなあと思っています。
今は、なんだか先が見えなくて、不安になる毎日かもしれません。
THE VOTEを通して少しでもその視界が開けて、明日が楽しみになったら嬉しいです。
「ちょっと気になるから、話聞かせてくれない?」という方も大歓迎なので、ぜひ声をかけてください。
それではまた、近いうちに!(ドタドタドタ・・・・🏃♀️)