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欲しかったものをやっと手に入れた話と、そこから学んだ「とてつもなく有益な教訓」

おはようございます!

今日は

何事も自分の足で歩いて一次情報を集めないと

(純度の低いネットなんか見ていても(ほぼ)無駄かも)と、

改めて思った話です。



昨年から探していた、とあるカバン


髪ぼっさぼさ、ダサダサのすっぴんアラフォーワーママの私が

突然目覚めてエルメスが好きになったのは去年の10月。

富裕層の友人がVIPだったおかげで、

ラグジュアリーの世界を海外で、垣間見ることができました。

「買い物で金銭感覚がバグる」

という感覚をはじめて経験しました。


50ー100万円くらいのバッグを買うと、当たり前ですが他のものすべてが安く思えます。


それまでは節約のためにケチケチとGUで服を買っていたアラフォーのわたし。

なんせエルメス、布(スカーフ)で20万円


庶民(とはいえ高収入)なお友達と、

思わず

「これ、(単なる)布だよね?」

と思わず再確認してしまうような


金銭感覚がバグらないと買えない高級ブランド。


その私が、どんどんバグっていき、仲良し店員さんがエルメスにできるほどまでに、激変しました。

そしてやっといいものは高いけどコスパが良い!資産価値がある!ということに、気づきました。

そして当時コンフォートゾーンを出たかった私は、

FIREのために貯蓄していたお金を

かなりの額、エルメスにつぎ込んでしまいました。


(その結果、手持ちがさみしくなり、逆に働く気力がわいてきたというしょーもない結論の記事がこちら↓です)


目的はバーキンという、ジェーン・バーキンという女優のために

エルメスが作ったカバン。

今、このカバンの30と、特にミニカバンブームで25サイズの中古価格が高騰しているのです。

ケリーというタイプやほかの人気カバンもしかり。

エルメスの人気カバン(特定のスペック)は、正規で買えた瞬間に

200万円のバッグが400万円になったりします。


上客にならないと正規価格では買えないので、足しげく店にも通いました。

そこそこ、しっかりと課金(カバン以外のものを買うこと)もしました。


でも、やはり手に入らない。

おそらく入荷が少なく、上客数が多いからです。


3か月通ってありとあらゆるリセラー(転売屋)ともウェブ上で話したところで、

それなりにお財布がさみしくなり、

「私、こんなにお金を使って何していたんだろう・・・」

「ほしいけど、もう絶対手に入らないよな・・・」

と絶望感でいっぱいでした。

(これ、エルパト民のあるある「鬱」状態らしいですね)


お金を払えばそれなりにきれいな品が買えるのですが、

その根性はありませんでした。

エルメスの店員さんからは「リセラーなんて最低です!」といったごもっともな意見も聞いていましたので

(だったら正規で売ってくださいよー!!と思いますが)

八方ふさがりでした。

いや、単純に「投資」とかいいながら、

エルメスが好きで、素敵なカバンが欲しいだけというのも本音です。。

毎日エルパトとウェブのリサーチ


毎日毎日、エルメスのお店に顔を出して

エルメスパトロール(エルパトという)はカバンないですかー?と聞き、

担当さんがいれば何かを買い、

さらに専門店と呼ばれるお店のページも日々見て相場観を鍛えました。


バッグの色、革、サイズで、相場が全く異なるのです。


でも、リサーチ自体はそれで無駄ではなかったものの、いいスペックのものにはなかなか巡り合えず、

あってもすでに売れており、バッグは枯渇状態。

しかも元値150ー200万円のバッグが今は中古でも350万とか、400万とかになっているので、

「さすがに中古や専門店では買えないなあ・・・」

と思っていました。

この時点で富裕層の考え方ではないですね (笑)


偶然仕事を辞めて、暇だったのでそういった活動にいそしんでいたわけですが、

そろそろ仕事に復帰しないといけないので、エルパトも終わりかな?と思っていました。



ある日、「エルパト納め」をしに繁華街へ

エルパトは無料なので(笑)

これまでは正規店だけで、

専門店と呼ばれるリセラーのお店を見ていなかったな?と思い

1-2時間でいろいろなセカンダリーのお店を見て回りました。

実際にブツを持たせてもらえるので(エルメスではほぼ不可能)、

ここぞとばかりに手袋をはめて持たせてもらい

サイズ感選びを楽しみます。

観光客が円安でブランド品を買いあさっている人だかりに、ひとりで突撃していきました。

偏見なく覗いてみると、

セカンダリー(中古)市場もなかなか楽しいです。


そのうち1つ有名なリセラーの、毎日ウェブをチェックしていたお店にふらっと入り、

店員さんに希望スペックの在庫があるか聞いてみたところ、

「〇〇であれば、今ちょうど入荷しましたよ」

「まだネットに載せていません」

と、

さらっとですが、

想定していた価格よりも100万円以上安い価格を提示されました。


念のため聞いてみた、色違いの別のカバンはやはり相場通りだったので、

「え??」


と思わず二度聞きしました。

しかも、状態もとても良い状態の中古。

ウェブ上に載せたら、蒸発するかも。

と直感する価格帯で入荷したところに、私が居合わせたらしいのです。


店員さんも、「うーん、これはすぐ売れると思いますね」とのこと。

かなり悩んで、買うことに。


それはそれでも、正規の価格よりは若干高かったので

3日ほど悩んで、家族にも相談して、

偽物じゃないかもチェックして

「これを逃したら一生後悔する」と思い、

結局(建前:投資として、本音:欲しいから)買うことにしました。



購入した価格であれば中古でも即売れるモノで、

かつかなりきれいな状態のもので、かつ

単純に私が欲しかった感じのスペックと、革の感じだったのです。


面白かったのは、ずっと正規店に通い

リセラーをなんとなく倦厭していたのですが、

中古マーケットに詳しい店員さんとの会話がとても参考になったこと。


これは〇〇円で買い取りしましたよ。

こんな感じで使われていました。

この色とスペックならこれくらいで買い取りできますよ、とか

ここがカバンで見るポイントですよ、

〇〇が欲しい、と言ってみれば「入荷したら連絡します」、など


なんと、情報の宝庫ではないですか!

しかも、カバンは可愛がると、奇麗な状態で保てるらしいのです。

高いカバンなら、きれいな状態で保存したいと思いますよね。

「きれいだね」と声をかけたり、

愛でたりすると、植物と同じで、感じ取れるらしい。

そんなカバン愛あふれる店員さんにも出会えて、正規店ではないものの

素敵なショッピング体験でした。

本当かどうか、炭八(乾燥・消臭剤)とバッグキーパーを入れつつ、

毎日カバンに話しかけてみようと思います(?)


とりあえず今欲しいものを手に入れて、

「やっとエルパト終わった・・・(ぐったり)」という感じなのですが、


なぜか直後からケリーという別のタイプのカバンも欲しくなっていており、

これはよくある「沼」なのだと思います。

働いて、お金を稼がなくては・・・。


(エルメスによって勤労意欲が湧くという、富裕層ではない庶民の悲しい無限ループがここに・・・涙)


一次情報が最も有益だと改めて思う


ということで、今回、無事にずっと欲しかったスペックのバッグに投資できたわけですが、

結局、自分の足で集めた情報が有益

ということを改めて感じました。

「再度売るにはいくらくらいで売れますか?」といった情報も聞けたり、

どうしてこの品は安かったのですか?刻印の見方は?

偽物ではないポイントは?

といったかなり具体的な理由も聞けたり、

ウェブだけを見て、「高いなー」と悶々としているより、

実際にいろいろなところを歩き回っていた方が、有益な情報が得られます。


単なる高級バッグを買うだけの話ですが、改めて思ったことは、


結局美味しい話というのは、

ウェブ上には一切載っていないのです。


不動産なども一緒で、自分の足で歩いて探して情報をあつめるしかない

(=SUUMOには割安物件はほぼない)


つまり、

これはリアルなロールプレイングゲームです。(町人とか、武器商人とかに話しかけて情報集めるやつですね)


お金持ちがよりお金持ちになるのは、そういった情報源があるから。

私のような庶民は、待っていても情報は降ってきません。


自分も、これからも足や頭を使って、情報を集めて行こう!

偏見を持たずにいろいろと見て回ろう!

と、かなり大きな人生の学びが得られました。

エルメス、そして専門店の方、

こんな貴重な体験をさせてくれて、ありがとうございます!

本当に、投資以上の価値がある学びでした。

とりあえずしばらくは大事に保有し、副業としてどんどん行動していきたいと思います。

正規店も月1くらいは通います!

大事なものは、実際に自分の目で見て、感じた本当の一次情報です!

ということが言いたい記事でした。

皆さんにも、少しでも参考になりましたら幸いです。

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りも
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