フルタイムワーママが仕事を辞めて学んだ、3つの大事なこと。
おはようございます!
今日は、ここ10年頑張って尽くして来た会社を
辞めてから、はや1ヶ月。
学んだことのうち、大事なこと3つについて書きたいと思います。
1・ワーママは、有給程度では十分に休めない
以前働いていた会社では、育児とフルタイムの仕事を
実家やヘルパーの助けがゼロで回していたところ、
途中でどうしても疲れてしまい、休みたいタイミングがありました。
特に、メンタルもとても疲れていました。
そのときに(タイミングよく、と行ったら不謹慎ですが)
遠い親族が亡くなり、
忌引のおかげで「これでやっと休める・・・」
と思ったことを思い出します。
(結局親族に「葬式は来なくていい」と言われ、単なる平日の休暇になった)
でもさ・・
人が死なないと休めないって、どんなブラック産業だよ!
と、自分で自分にツッコミ入れました。
(でも、実際、そうじゃないですか?)
ワーママの有給は自分のためではなく、家族との旅行だったり、子供のために消えて行くので、
子供が学校に行っている間に、自分のために使う休暇が真の休みであり、
長年頑張りすぎて伸びきったゴムになると、
2−3週間程度の有給ではメンタルは改善しない。
私は、
辞めて1ヶ月しっかり休んで、
やっと元の健康状態の6−7割くらいになったかな、と思います。
特に、仕事に加えて家事や育児も担っているワーママは、
3年ごとに3ヶ月休暇くらいあっても良いのでは?
と思ったりしています。
本当に無理しすぎて体を壊しそうなのであれば、病気の休暇も、休職も検討できるはず。
ワーママはそもそも日本では無理ゲーということを前提に、
(特に親ヘルプのないワーママですよ)
自分が無理しすぎていないか?と常に確認し、
たとえどんな理由であっても、自分が長期(2週間以上)で休むチャンスを作ってあげる、というのはメンタルヘルス上大事だと思います。
日本のワーママ自体がブラックなので、
他人や組織への遠慮は不要です。
2・そして、やはり会社に人生を預けてはいけない
私が働いていた会社は、就職した当初はとても良い会社でした。
人が増えたり、入れ替わったりして、
組織として元々あった「安定感」のようなものがなくなり、
二流のイマイチな人がたくさん入って来たことで、ガラッと雰囲気が変わりました。
元もはとても好きだった会社なので、離れるのはさみしかったのですが、
それでも所詮、会社は会社。
自分の健康、家族や友人についてまで面倒をみてはくれません。
その冷酷な事実を、改めて突き付けられました。
ここ10年、ずっと尽くして来た男性に、
振られたみたいな感覚ですかね
(もちろん給与・金という対価もありましたが)
でも、残念ですが、それが事実。
自分のキャリアは会社軸ではなく、自分軸で考えるべき。
自分のキャリアに何が必要なのか、
それがどの会社や組織なのか、
どんな仕事なのか。
それはあくまで自分軸で始まるべき。
私が今回感じたのは、
採用の失敗は、周りにとてつもない悪影響を与えるということ。
組織としての選択ミスの影響を受けたのが、自分であったということ。
自分の力でどうにもならないような状況なのであれば、
潔くその組織を退出し、新しい機会を探るというのはありだと思います。
なんで自分が?と思うのではなく、
自分にできないことを追い求めるのではなく、
自分にできることをどうやるのか?
という前向きな考えとして。
3・結局、家族と友人と、周りの人間関係が人生を決める
3つ目は、結局会社にも頼れないとすると、
一体何を拠り所に生きていけばいいのか。
家族、友人、周りの人間関係。
以上です。
結局、人間関係がうまく行っていないと、人生の全てが崩壊します。
悩みの原因の9割は、人間関係。
私は退職前は、家族、友人、周りの人間について
ひたすらネガティブに解釈し、
うまくいっていませんでした。
その理由は、自分が不眠症だったり、ストレス過多だったせい。
自分の健康、そして周りの人との人間関係、
それうまくいかないと、土台が崩れます。
キャリアはあくまでその上に成り立つ二次的なもの。
まずは自分を好きにならないと、人も好きになれないように、
自分の人生で大事なものの優先順位を間違ってはいけないと思いました。
結論
ということで、私が会社をやめてから学んだ大事なこと3つは
ワーママは、有給程度では十分に休めない
会社に人生を預けてはいけない
結局、家族と友人と人間関係が人生を決める
でした。
対応策としては、
・ワーママは、体調やメンタルを壊す前に、有給を使い切っても病気休暇でも、フル活用して休む
・会社はあくまでツール、自分のキャリアにこの会社が必要か?という観点で選ぶ
・家族や友人を一番大切に
ということだと思います。
皆様の参考になれば幸いです。
本当に、日本のワーママはブラックですので、
ほかの人や、組織に遠慮することなく
賢く、柔軟に、とんでもなく楽しい人生を歩んでいきましょう!