「Stay Foolish」とは、「100%の力で働いてはいけない」という意味。
おはようございます!
今日は、私なりのスティーブ・ジョブズの「Stay Foolish」というメッセージの解釈です。
”Stay Hungry, Stay Foolish”
こちらの有名すぎる、スティーブによるスタンフォードの卒業式でのスピーチ。
インスパイアされる内容ですよね。
私は大好きです。
これを聞いてからApple製品のファンになったくらい、影響力のあるメッセージ。
聞いたことない方はぜひこちらのYouTubeで聞いてみ下さい。
こちらは日本語のスクリプトです。
日経の翻訳によると、最後のパンチラインは
「ハングリーであれ。愚か者であれ。」
と訳されています。
私はおそらく500回以上聞いているのではと思いますが、
Stay Foolishについて、「愚か者であれ」という翻訳は、その本意を伝えていません。
私は、この「Stay foolish」を
「いつでも謙虚に学べ」などというまじめ君な解釈ではなく、
「空気を読まない、とんでもないアホであれ」
だと思っており、現代社会で応用できるとてもよい考え方だと思っています。
ワーママやワーパパに翻訳するのであれば、
「まじめに働くな」
「100%の力で働くな」
がメッセージです。
いわゆる「スラック(さぼり)」の話。
スティーブ(←聞きすぎてやたら親しい、すみません)が言っているのは、起業家であり、新しいビジネスをはじめたりするには
・新しいことにどんどん挑戦しろ
・既成概念にとらわれず生きろ
・満足するな
といったメッセージ。
私は過労死してしまうくらいまじめな日本人の人にはサラリーマン向けにこれを応用して翻訳すると、
・サボれ
・空気を読むな
という意味だと思っています。
それはなぜかというと、「stay foolish」の英語に含まれた本意はいろいろありますが、根本的には何かというと、
・絶対にワクワクや遊び心を忘れるな
だと思うからです。
脳死状態で毎日をこなすのではなく、毎日刺激を受けて、成長して、楽しんでいるか。
「私、成長してる!もっとよくなる!」という
グロースマインドセットを持っているか。
これは自分の成長や、ほどよいリスクテイクをしていくためには基盤だと思います。
スティーブもこう言ってます。
今の私は、鏡に向かって毎日「違う」を言い続けていますけれども・・・。
毎日が最良の日になるように
「遊び心」を持つにはどうしたらよいのか。
それは「100%の力で働いたりしない」=スラック(すきま)を常に持つことです。
私の行っている「Stay foolish法」
完全に独自に解釈して実際に行っている「サラリーマンのスラック(さぼり)法」なのですが、
・朝にタスクを3つ決めたら、いくら時間が余っていてもそれ以上はやらない。
・人とたくさん会話する。
・発言しないミーティングはあえて忘れて、出ない。
・できれば定時に空気を読まずに帰る。
・とにかく恐れずに質問する。
といったことです。
あえて、アホっぽくふるまうこと。
忘れたふりをして、テトリスのようなミーティングスケジュールを自分流にサボるのです。
結局、100%の力を出して死ぬほど働いても、
多くの人が死ぬ前に
「あんなに働かなければよかったーーー!!!」
と、心底その過ちを後悔するのです。
会社はしょせん、利益を産むマシーンであり、人はその歯車。
そんなものに力をかけすぎる必要はありません。
もちろん最低限は必要ですが、サラリーマンはアホでなければ自動的に搾取されるのです。
真面目な日本人こそ、Let's stay foolish!
ということで、私はスティーブを見習って、とことんアホなサラリーマンでいたいと思っています。
そして、まじめに過労死なんて絶対にせず、
会社に命をささげることもなく、
100%の力で働くこともなく、
家族や友人を第一に、副業を第一に、自分の人生に「いいね!」を言い続けて行きたいと思っています。
特にワーキングマザーは1日の終わりに力半分残すくらいで、ちょうどいいはず。
働かされ過ぎです。
真面目になるのをやめましょう。
アホになりましょう。
それがきっと社畜ワーママ・ワーパパへのスティーブからのメッセージです。