いつだって本気を出した奴だけが最後に笑うんだ
アルロンは激怒した。
憤懣やるかたなく、堪忍袋の緒は切れ、怒り心頭に発し、怒髪衝天、張眉怒目、激おこぷんぷん丸である。
何に怒っているかって?自分にさ。
最近の自分は、書くことに対して超なあなあに生きていたと思う。
Webライティングの案件を探していても、どこか上の空で、本気で仕事をやろうとしていない。
noteも毎日更新と言いながら、何かにつけて休んだり(つぶやきだけで済ませたり)、テキトーに書きなぐったり。
そりゃあ、ビューもスキもフォロワーも減るわな!
物書きが聞いてあきれるぜ!
この記事は、自分への叱咤激励だ。心の中で、張本勲が「喝!」と唸り、関口宏がステッカーを貼る。
なあなあだったのには、心当たりがある。
金銭的な余裕がないことによる、「このままじゃダメだ」という焦り。
その焦りから、精神が乱れ、なんとなく落ち着かない日々が続いていた。
年始からの悲しいニュースの影響も、多少はあるかもしれない。
精神面との関連は不明だが、週一の頻度で鼻血が出てしまい、軽い貧血っぽくもなっている。
「貧すれば鈍する、鈍すれば窮す」だ。
しかし、この格言には続きがある。
「窮すれば通ず」だ。
たまたま偶然驚き行きあたりばったりで出会ったのが、【華】さんの記事。
創作大賞2022の受賞者であり、note書籍化もされた素晴らしい人だ。もろ自分の目指す理想像である。
この記事を拝読して、大変勉強になったし、共感するところもたくさんあった。
中でも、強烈に熱烈に鮮烈に猛烈に激烈に突き刺さったパワーワードがこちら。
ぐわあああああ!!!!!(断末魔の叫び)
そうか・・・僕は血を捧げていなかったんだな、文章に。
数少ないコンテストの受賞作品を書いたとき、まさか受賞するなんて思ってもいなかったが、一生懸命書いていたのは間違いない。
一生懸命書いたから、血を捧げて書いたから、あの作品たちは評価されたんだ、きっと。
わかっていたはずなのに、わかったふりをしていたのかもしれないな。
さて。
自分への「喝!」が一段落したところで、今後どうするか。
まず、noteの毎日投稿は続けようと思う。
今後も書けない日はあるだろうし、「質より量」的な考え方に偏る危険性があるし、何より続けることは大変だろう。
だけど、継続が苦手な自分を変えたい。
書くことを、食事や睡眠と同レベルで自分の生活に浸透させたい。
だから、これは続けていく。続けることは、今の自分にとって必要なことだろうから。
あとは、目標に対するアプローチの方法、これをじっくり考える必要があるか。
なんか目標やスケジュールを設定して満足している節があるんだ。アルロンってそういう奴なんだよ、昔からさぁ。
一朝一夕では変われないから、本を読んだり人に聞いたりして、たくさん勉強しよう。これも継続。
この33年と9か月、僕はどれくらい本気を出しただろうか。
いつの時代も、本気を出した奴が大体勝つし、負けても後悔しないもんだ。
本気を出せば、最後に笑うことができる。
逆に言えば、本気を出さないと最後に笑えない。
本気、出せよ。