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【最終回】無事スタインウェイが入りました!~DIYでピアノ防音室作り~

数ヶ月にわたり連載してきた「DIYでピアノ防音室作り~8畳和室を浮き床式防音室へ~」ですが、本日ついに防音室にピアノが入りました。音響調整などはこれからも続きますが、ひとまず防音室の完成形をお披露目させていただき、最終回といたします。


私のnoteにしては反響も多く、この間、Xのフォロワーも増えました。ご専門の立場から助言くださった方、更新を楽しみにしてくださった方、本当にありがとうございました。

1979年製 スタインウェイB-211

防音室に入ったピアノは、1979年製のスタインウェイB-211(ハンブルク製)です。2メートル11センチの長さのピアノですが、元押し入れだったスペースにピアノのお尻を突っ込む形で、なんとか部屋に収まりました。

工事前は和室8畳間だった
リフォーム後

ピアノ搬入タイムラプス

ピアノ搬入前の室内。壁の塗装は前夜までやっていました。

窓からピアノが入ってきました。

向きを入れ替えます。

脚を付けて起こします。

無事入って良かった~。

フォトギャラリー

写真ごとにコメントを添えておきますね。

ピアノに座ると、横の小窓から緑を眺めることができます
自然光がたっぷり入る明るい部屋です
演奏者の背後にはYAMAHAの調音パネル(オリジナルカラー)
この部屋はレコーディングブースにもなるので、壁にパッチパネルが設置してあります
今後は録音にも積極的に活用していきます
一生懸命ドリルで穴を開けて…
ディフューザーです
除湿機が連続排水できるように、ホースがバルコニーにつながっています
壁や床は針葉樹構造用合板をそのまま使っています。
壁に凹凸を設けることで、壁の形状を複雑にして音を乱反射させます
出っ張りの中にはロックウールが充填してあります

白金ピアノスタジオはピアノ2台体制に

白金ピアノスタジオは、1906年製「ベヒシュタイン Model B」と1979年製「スタインウェイ B-211」の2台体制になります。

スタインウェイの部屋は自然光がたっぷり入る明るい部屋ですので、近日中にカメラもセットし、撮影対応いたします。

ベヒシュタイン Model B
スタインウェイB-211 (ハンブルク製)
共通コントロールルーム

白金ピアノスタジオの今後の作品にもどうぞご期待ください。

お問い合わせ

メール( shirokanepianostudio@gmail.com )または、白金ピアノスタジオFacebookページの「メッセージを送信」ボタンよりお問い合わせください。

防音室作りのあゆみ

今回の防音室作りの歩みです。上から順に書きました。


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Ryo Kimura
こんな一番下まで読んでくれてありがとう!モノ作りの楽しさを感じてもらえたら嬉しいです。これからも体を張ってなんか作りますね。君の応援が俺のやる気を倍増させる!

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