オリジナル・ピアノマイクバー試作品
DIYで作るオリジナルマイクプロダクト第3弾、「ピアノマイクバー試作品」です。
試作品のつもりが、だいたい完成形
ピアノ内部に竿を渡した形状のピアノ用マイクは、Earthworks「PM40」(51万8000円)が有名ですが、なかなか高額なので、ホームセンターで買えるDIY用のアルミパーツ「G-Fun」を使って似たようなものを自作してみました。
ちなみに、ピアノ内部に「突っ張っている」のではなく「置いている」だけです。なのでピアノにダメージを与える要素はないと思います。
バーには、スライドして自由に位置を変えられるフックが2個付いています。このフックは自由に動くものの、取り外せないようになっていて、落下しません。
このフックに、クリップ式の楽器用コンデンサーマイクを取り付けます。
写真のものはaudio-technica「ATM35」というマイクです。
以上がオリジナル・ピアノマイクバー試作品の全景です。見た目の問題で言うと、ケーブルを目立たないように配線出来ればなお良しかなと思っています。
ピアノの屋根(蓋)を閉じた状態でも使用できますので、PA用途で「カブり」を回避した使い方もできます。譜面台とも同居します。
試作品のつもりでしたが、だいたい完成形と相成りました。
クラシック音楽を、このマイクだけで自然な音で録音するのはやや難しいと思いますが、オフマイクを併用すれば可能性あるかもしれません。JAZZやロック、PA用途などでは、このマイクバーだけでもそれなりに戦力になると思われます。
よかったらオリジナルマイクプロダクト、第一弾、第2弾も見て行ってください
第一弾、Aston Microphones「Spirit」用ステレオマイクアダプター
Aston Microphones「Spirit」2本を同一線上に向かい合わせにセットしたステレオマイクアダプターで、この形状のままで、【MS方式】【ブルームライン】【XY方式】の3種のステレオマイクテクニックが使えるスグレモノです。
詳しくnote書きましたので、よかったらご覧ください。
第二弾、自作デッカツリー
コンサートホールで使用するための自作デッカツリーです。
これも詳しくnoteを書きましたので、ご興味あれば。