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2.5mm 4極バランス接続イヤホン用リケーブルをステレオ標準プラグに変換

オーディオに詳しい妻の兄より「リケーブル」なるものをお下がりでもらったうちの次男。検索してみるとなかなかのお値段のリケーブルのよう。

着脱式のSHUREイヤホンを使っている次男は、せっかくならそのリケーブルを使ってみたいと思うも、交換してみても片側しか音が鳴らない。

もらったリケーブルを装着してみたところ

「断線してるのかな?」とその時は思ったものの、父(←私)がプラグ部分などを観察してみると、断線はしてなさそうで、逆に4極別々に配線してあることがわかった。そう。昨今のイヤホン事情に疎い父は初めて、バランス接続用イヤホンケーブルなるものの存在を知るのである。

4極プラグでも、iPhone用の4極イヤホンは先端から「L+ R+ GND- マイク/リモコン」という配線(CTIA規格)になっているが、今回もらったバランス接続用リケーブル(2.5mm)は、「R- R+ L+ L-」になってるっぽいので、手持ちのパーツを使って、変換ケーブルを作ってあげた。

2.5mm 4極バランス接続用イヤホン用リケーブルをステレオ標準プラグに変換するもの

なんでこんなパーツを持ってたかというと、以前、GH2というカメラのMIC/REMOTE端子をハック出来ないか回路のテストをしていたからだ。

変換ケーブルの配線は見事成功しており、ようやく両耳から音が鳴るようになった。いざ聴き比べをしてみると、リケーブルの方がハイファイかと思いきや、予想に反してSHUREの純正ケーブルの方が音は派手だった。

SHUREの純正ケーブル

リケーブルは一見地味な音かと思ったが、息子の好きなEDM以外にアコースティック系のJAZZを聞いてみると、これはこれで良さがあり、何度か聴き比べると、SHUREの純正ケーブルの方が痛い音に思えてきた。

今日の話はここまでなのだけど、まあちょっとした電気工作で息子の役に立てたという話。

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Ryo Kimura
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