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足関節内反捻挫セミナー

こちらは2024/6/12に開催した【足関節内反捻挫セミナー】の内容をまとめたものになります。


足関節内反捻挫の問題点

足関節内反捻挫のリハビリにおける問題点は上記の通りかと思います。他にもあるかと思いますが、代表的でみんなが多く抱えている問題です。

・捻挫後の対応としてずっとアイシングしている
→急性期対応として全部がアイシングが良いわけではない
・捻挫の影響力を甘くみている
→捻挫といえば靭帯損傷ではあるが、靭帯が修復すれば完全回復ではない
・とりあえずのバランストレーニングを行う
→どの程度のバランス能力なのかを評価するべき
・スポーツ復帰の目安がわからない
→選手や患者本人の基準で任せてしまい、再受傷率の可能性が高くなる
・前庭や視覚系の問題がわからない
→前庭や視覚の機能があることでバランス保持ができる

問題点を明確にする

上図のようになります。

これでは足関節内反捻挫の患者がリハビリしていても、良くなるものがリハビリの長期化になってしまい、再受傷してしまうことも考えられます。

内反捻挫≠靭帯損傷

足関節内反捻挫は前距腓靭帯の損傷がメインではあるが、ただ単純にそれだけではないです。他にも機能障害が生まれますし、姿勢制御系の影響も生じます。

そうすると「損傷自体が修復すれば良い」という判断では、良くないことがわかるかと思います。

この状態を解決していくには、足関節内反捻挫の病態理解、必要な評価方法、運動療法エクササイズを網羅するべきです。

ではここから本題に入っていきます。

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