【書評】「ソース〜あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。〜」マイク・マクナス著(ヒューイ陽子訳)
こんにちは〜!リコです。
最近は、バイト探しに苦戦しています、、、。
大学生活あと一年をどう過ごそうか、考え中。
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今回は、マイク・マクナス著の「ソース」という本を読みました!
「自分が何がしたいのかが分からないです。」とインターン先の社長に相談したときに紹介していただいた本。
〜あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。〜というサブタイトル通りの内容になっています。自分のワクワクすることを人生で同時に実行することが大切だと著者マイクは本の中で一貫して主張しています。
ここでいうワクワクとは、自分の中に自然にわき起こる好奇心のことで、「その人らしさ」を形成するものです。通常は、理性や言い訳に無視されている部分のこと。また、この本でさらにポイントとなるのは、そのワクワクすることを”全て同時に”実行するということ。1つだけを実行にうつしても意味がありません。全てを同時に実行するのです。そうすると、お金の面や生活の面が厳しくなるのでは?という意見も少なくありません。なのでマイクは、ワクワクと生活のバランスを大切にすることも述べているのです。ワクワクと生活のバランスを取りながら小さな一歩を踏み出すことが大切なのです。
今、自分の人生に満足していない人、好きなことがあってやりたいことがあるのにしない言い訳ばかりを探している人にぜひ読んでほしい1冊です。
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この本を読んでいて大切だと思ったのがこの3点。
①自分の人生に責任を持つこと。
(1)自分の人生を自分の手でデザインする。
(2)言い訳をするな。
(3)自分たちが本当に所有しているのは、時間とエネルギーのみ。
②周りの目を気にしない。
(1)好きなことは人と比較するものではない。
(2)私たちはいつも直感を無視している。(感情との違い。)
(3)ワクワクを実践すると関わる人が変わってくる。
③人のために何かをすることが大切だということ。
(1)人に尽くすことは自分のためになる。
(2)他の人たちに対しても責任のある生き方をする。
(3)自分のことを大切にする。
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①自分の人生に責任を持つこと。
(1)自分の人生を自分の手でデザインする。
一度りの自分の人生、結構適当に生きている人って多くないですか?私は、大学3年生の6月から就活というものを始めました。やりたいことが見つけきれていなかったこと、就活に対しての不安がたまらなく大きかったことが理由です。就活を始めたばかりの頃は、そう言った不安感から動き出しました。しかし、就活を経て色々な人に会って行く中で就活って仕事を探すことだけではないんだ!と思ったのです。自分の人生をこれからどうしていきたいのか、自分にとって頑張れる環境は?幸せってなに?ということを自分と向き合って考えてきました。これにゴールというものはありませんが、大学生時代にこう言った時間を取ることができて本当によかったと思っています。
だからといって就活を早くから始めている人が特段偉いとか、優れているとかそういうことではありませんが、少なからず自分の将来を見据えて「これからどうしていきたいのか」と自分に向き合うことを徹底的に取り組んでいる人が多いのは事実です。自分の人生に責任を持って生きている人が自分の人生をデザインすることができるのではないでしょうか。
(2)言い訳をするな。
マイクの父親は死の床でマイクに「言い訳の人生を送るな」と助言しており、マイクはほとんどの人が言い訳の人生を送っていると言っています。
『人生の問題はつきものだ。問題をなくす努力をするのは大切なことだが、問題は全部なくなることはない。だから、問題を解決してから自分の生きたいように生きようと考えていても、そんな日は永遠にやってこない。それよりも問題や障害物があろうが、自分の生きたいように生きるという態度(決意)が必要なのだ。問題があることを言い訳にして、やりたいことをしないまま生きるようなことをするな。』
言い訳の人生というのは、「お金が貯まったら世界旅行に行こう。」「退職したら音楽を始めよう。」など、「〜したら」と考える人のことだったり、「お金があれば」「そうしておけば」と「〜れば」とたらればの言い訳をしていること。
お金が溜まったら?その「お金が溜まった時」はいつまでたってもやってきません。
退職したら?退職してそのあと何年生きられるの?
そうやって言い訳を見つけてやりたいことから目を背けている人生は、責任を持っていると言えるのでしょうか。私自身この文章を読んでいる時も、今まさにこうして書いている時も胸が痛いので、思い当たる節ばかりです。言い訳は無意識に行なっているもの。すぐにとは言いませんが、まずは言い訳をしている自分に気づくことが小さな一歩になるでしょう。
(3)自分たちが本当に所有しているのは、時間とエネルギーのみ。
文面の通り、私たちが本当に持っているものって「時間」と「エネルギー」のみなのです。
(私はここでのエネルギーは、「熱量」と一緒の意味だと捉えました。)平等に与えられている「時間」と、何かに夢中になれる「エネルギー」。
時間は平等に与えられているもの。その時間をどう使うかは、自分次第なのです。それは対人に対してもそうだと言えます。私は、時間って有限かつ平等なのだと気づいた時に、自分と会ってくれる時間を作ってくれる人や話を聞いてくれる人との時間を、少しでも無駄な時間にしたくないという想いになりました。もちろん、何も考えずにだらだらと過ごす時間も大好きです。ただ、相手の時間をもらっているという意識をするだけで行動も変わってくると思います。
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②周りの目を気にしない。
この本においても周りの目は気にする必要がないということが書いてあります。自己啓発本ってこれ結構書いてある気がするな〜分かっているけど、難しいんだよなあ〜。と読みながらいつも思っています笑
(1)好きなことは人と比較するものではない。
私たちには、生まれつき好きなことがあります。それは人と比較するためのものではないということです。批判したり、批評したりするものでもありません。
世の中にはオタクと呼ばれる人たちが存在します。私は、追っかけるまでの好きなアーティストがいないので、とても羨ましくとても素敵だと感じます。例えばなんですけど、オタクの中には推している人が一緒の人がいると(同担とかいうのかな?)嫉妬心を丸出しにしている人などたまにいますよね。私からしたら、意味がわからない!好きなものは好き!あら!あなたも好きなのね!偶然ですね!一緒に応援しましょう!でいいじゃん!と思ってしまいます笑(恋人とかとなると話は別だけど)
誰に何を言われようと好きなものは好き!と人と比較せずに好きでいれたらいいと思います^^
(2)私たちはいつも直感を無視している。(感情との違い。)
感情と直感って違うって知っていましたか?考えたことがありませんでしたが、私はこのほんで読んだ時に、納得の嵐でした。感情は生理的な反応でその時の環境や状況によって左右されるものです。自分の体調も関わってきて、これに基づいて判断をしてはいけないとマイクは言っています。直感は、心の中から聞こえてくる静かな声のことで揺れがないものです。潜在的な意識の中に生まれている声なので、この直感というものを無視してはいけないのです。
しかし、私たちはその時々の感情で判断してしまうことも多々あります。環境にや周りに左右される感情ではなく、自分の心の声である直感を信じるようにしていきたいです。
(3)ワクワクを実践すると関わる人が変わってくる。
これは本当に面白い現象で、ワクワクを実践すると夢を邪魔しようとする人たちは周りから消えていき、同じようにワクワクの道を歩いている人たちが集まってくるのです。そして、関わる人が変わるとそれに関係して、また新たなチャンスが生まれたり、思わぬ出会いが巡ってくることもあるのです。
日本人は夢を語った時に「それは大丈夫なの?」「こっちの道の方が安全じゃない?」などと心配を表面に出しながら、その人の夢を応援できずにいる人がたくさんいます。私も実際に友達が留学に行きたいと言い出した時には、それはきちんと考えて出した答えなのか?ということを一番最初に聞いてしまいました。そうではなく、「応援するよ!」「頑張ってみたらどう?!」と前向きな発言をすることができる人になりたいと思います。
そして、自分自身色々な人に出会うことがとっても楽しく感じます!もっと色々な人に会ってみたいな〜〜
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③人のために何かをすることが大切だということ。
(1)人に尽くすことは自分のためになる。
自分が何かを得るためには、人のために何かを与えなくてはなりません。これは本当のことで、今世の中に溢れているサービスや売れているものは、「誰かのため」を思って作られたものばかりなのです。自分のためだけに考えている人は、いつまでたっても自分のことしか考えられずにいます。マイクも人のために何かをやることを一番に考えてきた人でした。『人生で一番大切なことは全ての行為を愛情の表現としておこなうことであり、無私な気持ちから社会に貢献することである。』これはマイク自身の言葉です。周りの人のために何かできることはないか、考えながら過ごしていきたいと思います。
(2)他の人たちに対しても責任のある生き方をする。
①で自分の人生に責任を持つことをが大切だということを言ってきましたが、自分の人生に責任ある生き方をする人たちだけが他の人たちに対しても責任のある生き方ができるのだと、本の中で述べられています。自分自身に責任のある生き方をしていない人に、自分の人生をとやかく言われる筋合いはないですよね。なので、自分の人生に責任を持って行動してみましょう。
(3)自分を大切にするということ。
人のために自分が何かをすることが結局自分のためになるとはいえ、自分自身が関わる人は自分にふさわしい人かどうかを自分で選んでいいと本の中では述べられています。人生のパートナーを見つける方法をマイクの父親が教えてくれています。
『君の人間性を高め、君の夢を理解し、君がしたいことを応援してくれる相手がふさわしい相手だ。君の人生から1つでも何かを奪おうとする相手は危険信号だ。君にはよくない相手だと思う。』『物事や人が自分にふさわしいかどうか判断するには、それがお前という人間をさらによくするかどうか、と考えてみることだ。』
皆さんは今、自分のことを大切にできていますか?どれだけ好きな人でも、自分のことを雑に扱ってくる人、自分の夢を応援してくれない人とは、関わりを断ち自分のことを大切に思ってくれる人と一緒にいるようにしたいですね。そうは言っても、人間なので情があったり、依存していたり。関係を断つってすごく難しいですよね。ただ、私は自分のことを自分で幸せにできるようになってから人のことも幸せにできると思います。自分の幸せを第一に考える時間をとってみてもいいのではないでしょうか!
*お気に入りのフレーズ
・成功した人には「誰が何を言おうとも自分はやる」という気概が特徴としてみられます。彼らは、どんなに周りの人から反対されても、どんな障害物が現れても、くじけなかったのです。
・「お金があったらできるんだが」という人の本音は「これを本当にやりたいのかどうか自信がない」もしくは「これは本当にやりたいことじゃない」ということ
・自分がどんな人間か分かった時、他人に頼らず自分で人生の選択をする自信がつきます。
*まとめ
正直読みながら「本当にそうなのだろうか?」「自分はワクワクを探求できていないなあ。」など考えて読むのが苦しくなる時期もありました。ただ、今回の本は知識として詰め込むだけでは意味がありません。「小さな一歩」を踏み出すことが大切です。
自分が今まで好きだと思ったこと、ワクワクすること、しない言い訳を無理やり探しているもの。リストを作ってみて、小さな一歩を踏み出していきたいです。
このソースというプログラムでは、自分が生まれてきた理由や<存在意義>を考えさせられます。自分が生まれてきた意味、この人生で成し遂げたいこと、今周りにいる人との関わり方などを考えることができるきっかけになれたらいいなと思います。
長くなってしまった〜こういうのって文字数決めて書いた方がいいのかな、、、?