残念ながら一番求めるものは得られない。
タイトルとは別に、求めるものは手に入ったりもする。
にもかかわらず、また次の何かを求め始める。
永遠に続くこのループ。
求めるものは止まらない。
求めることが止まる、それこそ一番求めていること。
求めない のは今が完璧である からだろうし、その完璧さがあれば満足する という「私」のストーリーが誰にでもある。
究極的に求めているのは「無条件の愛」=「全受容」
「どうあってもいい」
求めることがあろうとなかろうと、どっちでもよいのだけど、
結局のところ、個々のストーリーの中の世界に無条件の愛は存在しない。
でもそれを無意識に求めているから、次々と求めるという行為が起こる。
ただ、ないものにたどり着くことはあり得ない。
摩訶不思議なことは、その絶望しかないとき、その空間に求めることも求めないこともどっちでも良いという、全受容が起こる ということ。
無にすべてが現れる。