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自己紹介ができない苦悩な日々

はじめに。

自己紹介を1分でお願いします。

さて、急にそう言われたら、みなさん、何を伝えるだろうか?



私は、いつからか自分のことを表現できなくなっていた。
昔だったら、出身、仕事、趣味あたりの基本装備を答えていただろう。
でも。
それで伝えられるのって、本当に「わたし」なんだろうか?


自分はこんな人間で、こういうこと・ひとが好きで、こういうことをしたいと思っていて。
つまり、私の人生の意義・生きる使命はこれで。
だから、今、こういうことをしているんだ。

そう、胸を張って、自信を持って伝えられることが、今、わたしがしたい「自己紹介」なのだ。



ご挨拶。

みなさん、こんばんは!
「コーチングを学んだ仲間とつくるマガジン」の企画者のひとり、りみです。

コーチングスクール完走後の物語も知りたいよね。ひとの旅路に触れられることって、想像以上にパワフルで尊くて、必要としている「だれか」に「こころ揺さぶるもの」が届く可能性を秘めているよね。

と思い、企画しました。
25名の豊かな仲間たちが綴っていく25日間。
どうぞお付き合いください。

テーマは、人生の旅路「インテグレーションジャーニー」。


私が割といつも悩み、苦しみながら過ごしてきている、人生の旅路を綴りたいと思います。
※インテグレーションジャーニーの解説はまーさんのNote5章をご参考ください(こちら

真夏のアドベントカレンダー。
25名の仲間が日替わりで綴っていくよ!


それでは、つづきをどうぞ!


こんな人へ向けて書いています

・やりたいことが見つからない方
・何となく日常に不満がある方
・現実に違和感を感じている方
・これからの人生を考えたい方
・個人で仕事をしていこうとしている方
↑ こういうのって、大体じぶん

そして、お世話になった、あなたへ。


こんな人が書いています

・社会の所謂王道ルートを正として歩いてきた
・海外転職で全歯車が崩壊しどん底に。コーチングに出会う
・資本主義のなかで競って生きることに疲弊し個人事業主に
・とにかくひとが好き。おせっかいなほど応援する
・フットワーク軽い。応援したいひとのためならとにかくすぐ行動しちゃう
・ポジティブ、明るい、社交的と思われるけど、無な日もあるし、大人数は苦手だし、結構繊細で超心配性
・酒飲み、やらかし多々。まじ、多々
・ときどき女将やるのであそびにきてね
こちらのNoteは結構わたしが詰まっているのでよければ・・・


1. 日常から旅立ちへ

さて、話を自己紹介に戻そう。

そもそもなんで急に「自己紹介」にアンテナが立ったんだろう?
恐らく、これは日常から旅立ちのフェーズにいたからだと思う。

過去のこのNoteを書いたあと、個人事業主になった私は、まずMVVに惹かれた会社の方に連絡を取り、とにかく話に行った。


そこでは当たり前だが必ず自己紹介をする。
でも、自分のことを話しているはずなのに、なぜか宙に浮いている感覚があった。

ふとSNSを開くと、私はこれが自分の使命で、だからこんなサービスを提供している。と決めて走っているひとたちのtweetが目に留まり、気づくと目で追っていた。羨ましかったんだ。


多分、この頃から、何かに呼ばれて「人生を懸けてでもやりたいことは何か」を探求する旅がスタートしたんだと思う。


2. 拒絶と出会い

最初に言っておこう。私はここの拒絶と出会いの選択を盛大にミスった。
いや、まあそれも含めてベストな選択だったと思ってはいるけど、後の試練で長いこと苦しむことになる。

まず最初に出会った拒絶は、「安定志向」である。個人事業主なので、選択肢は色々ある。リスクを取ることもできるし、安定を取ることもできる。選択していくうえで出てきた私の内なる妨害者の声を紹介しよう。


  • まずは、確実に稼げる仕事を入れたら?

  • この先どうなるか分からないんだから、色々経験出来て次どこかへ行くときに即戦力になれるスキルを身に付けられる仕事にしたら?

  • 次いつ仕事貰えるかまだ分からないし、来たものは一旦持っておけば?

  • コーチングはずっと好きだから続けられる環境にいさえしたらいいじゃん

  • ほら、理想としてたフルリモート・フルフレックス叶えられるじゃん


ざっとこんな感じだ。上記を「妨害者」だと捉えずに「願い」化して、全部選択したのだ。確かに正しいかもしれない。でも私の中のもうひとりの私にとっては正しくない選択だった。

妨害者の願い化
・確実に稼げる仕事にしたら?(妨害者)
 →自分の力で契約を結んで生活したい(願い)
・この先どうなるか分からないんだから、色々経験出来て次どこかへ行くときに即戦力になれるスキルを身に付けられる仕事にしたら?(妨害者)
 →不確実性が高い環境で生き残りたい(願い)
・次いつ仕事貰えるかまだ分からないし、来たものは一旦持っておけば?(妨害者)
 →これこそ挑戦だ!(願い)

こうして私は妨害者をクリアしたと錯覚し、妨害者を強化するリソースを使っていったわけだ。


多少辛くても何とかしちゃう「努力家」。
一度自分で選択したんだから、相手に+αを提供したい「完璧主義者」。
契約した以上、担当業務は全て自分事であると感じる「自己責任マン」。
常に何か新たなことにチャレンジしていたい「挑戦家」。
誰かに迷惑をかけたくない「勝手に気にしすぎさん」。

それぞれが団結したために、現実だけ見れば「何とかなってしまっていた」のだ。本当は陰でとても苦しみ、悲しんでいた私がいたのに、だ。


3. 長い長い試練

拒絶と出会いを過ぎたあたりから、ますます自己紹介に違和感をもつようになった。まず、コーチングを提供している、と言わなくなった。


新しいことばかりを始めたゆえに、エネルギーの消費が凄まじかった。
他の仕事でリソースが根こそぎ消費されて、毎日目の前、そして後ろから追ってくるtodoに精一杯で、提供できるメンタルではなくなってしまったのだ。しかも自責マンがいるもんだから、中途半端なこともできない。


こんな不安定な状態でコーチングを提供できないと思い、新規募集も閉じた。あんなに好きだったのに。選択と集中の中で、好きだったものを手放したのだ。


そして、更に辛さに拍車をかけたのが、自分が決めたことだということだ。自分で選んだのに、やっぱり違いますといって白紙に戻す無責任さを持てず、でも結果は勿論求められるし、結果を出すための引き出しを備えていない領域だから、無理やり手探りながらやるという状況だった。


極めつけには、迷惑かけたくない、から「断れない」。こうしてタスク量的にもメンタル負荷的にもオーバーして半壊状態だった。


勿論、逆に手に入れたこともある。苦しいけどコミュニティマネージャーに近いポジションで経験を積ませてもらったり、また別の企業では主要メンバーに入れてもらい、新たなお仕事がいただけたり、懇親会にも呼んでもらえたり。THECOACHでもアシスタントとしてデビューさせてもらえたり。


居場所がかなり増えたし、やれることも、増えた。生活も出来ているし、色々な地域へ行って、沢山のひとと交流もできる環境になった。

(仕事のチャンスをくださったみなさま、ありがとうございます。お陰で居場所も増えたし、ひとりでは経験できないことを経験させていただいています)


でもね。
ずっとずっと心の底で苦しんでいる、わたしがいる。ずっと、ずっと、「それが、私が人生かけて本当にやりたいことなの?」と問いかけ続けてくれている私。


ただ、それが何だか分からないのだ。分からないのか、見ようとしていないのか。でも、日常に違和感を感じているから、毎日苦しくて、でもリソースが足りないから手も打てずにただただtodoをこなす日々が半年ほど続いた。
わたしの中の、無邪気でただただまっすぐ好きなことに触れたいという願いをもったわたしがずっと泣いていた。


まるで、こころと身体がバラバラな気分だった。


ただ、絶対譲れない点として、夫との日々の食事の時間だけは、どれだけ忙しくても心がしんどくても、必ず取った。料理も出来る限り作って、美味しいと言い、毎日の食事を楽しみにしてくれる夫に、笑顔に、何度も救われた。あの時間があったから、何とかやれていたんだと思う。


それから、何か私の表情や発信するtweetに違和感を持って連絡をくれた友人がいた。


一緒にお酒を飲んで話を聞いてくれる友人がいた。


こういうこと、やらない?協力したいと言ってくれる友人がいた。


私がただただ好きだから企画したオフラインや色んなイベント、交流会に来てくれて、感謝してくれる、協力してくれる仲間がいた。


一緒に自分と向き合い、これからを考える仲間がいた。


私の発信にリアクションをくれたり、アドバイスをくれたり、応援してくれる友人がいた。


マイコーチ探しのきっかけや、ヒント、紹介をしてくれた友人がいた。私をコーチングすると決めてくれたコーチがいた。


毎朝、ただただ今辛いよね、とかこういう感情なんだ、とか壁打ちしてくれ、全力で応援してくれる友人がいた。


いつも心配してくれる家族がいた。


こんな素敵なひとたちのお陰で、少しづつ、少しづつ、改めてじぶんと向き合う時間を増やすことができた。まず、新たな環境で生き抜くために、現状の選択をしたわたしに感謝した。守ってくれて、ありがとう。
そして、一方で無視し続けていたもうひとりの私の声とも向き合った。


私は、あなたのために、人生をかけて何かできることをしたい。もともと、ひとの笑顔をみることが大好きなのだ。大切なひとが頑張っていることを全力で応援することであれば、瞬間最大風速を出せるのだ。そのために、私が出来ることを全力でやりたい。これが、私のやりたいことなんだ。


そう、ふと思い、小さなことでも、やれることから行動を開始してみた。そのひとつが、こういうのやったら面白そう、という友人の一言から実施したこのマガジンの企画だ。


やってきたことを違ったかもしれないと書くこの作業は正直、超しんどいけど、もうそろそろ成長のフェーズにいけそうな気がしている。
これからの、私の変化を一緒にたのしんでもらえたら嬉しい。コーチングとはどう関わっていくのか?今の仕事とはどう関わるのか?何か始めるのか?


多分、次書く時には最初に胸を張って書いた自己紹介が載っているはず。
今はまだ、試練に足がかかった状態だけれど、この状況すらもいましか感じられない瞬間だと抱きしめて、越えていきたい。


今回このNoteを書きながら、本当にたくさんの方の顔が浮かんで。私はたくさんの方に救われて、人生を歩めているなと。
こんな感謝に溢れる日常を生きているんだから、これからはどんなフェーズにいても、もう大丈夫だと思えている。


最後は、見つけたばかりの人生の使命のカケラを置いて閉じたいと思う。


そうそう、あとから気が付いたんだけど、夫との食事の時間だけは死守していたのは、唯一、わたしの中の、無邪気でただただまっすぐ好きなことに触れたいという願いをもったわたしの願いを叶えてあげられている時間だったからなのだ。それに気が付いたとき、少し切なくも、自分をぎりぎり守っていたことに、愛おしくもあった。


使命のカケラ
私は、みなさんのおせっかいな応援者でありたい。
あなたのために、人生をかけて私ができることを提供したい。
どんな形になるかは、これから実験していくけど、こうやって何か企画することかもしれないし、コーチングに触れたひとのその後を紡ぐコミュニティかもしれないし、ときどき女将かもしれない。

みなさんの応援者、しかもおせっかいなので一緒にやろうよとすぐ行動に結び付けちゃうやつだけど、これからも応援させて欲しい。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!読んでくれたあなたは、上記に書いた「友人、仲間、コーチ」です。
(多分、夫は知らない笑)


本当にみなさまに生かされています。これからもよろしくお願いします。



さいごに

明日からも、この人生の旅路「インテグレーションジャーニー」#THECOACH をテーマにした物語はつづきます。
ぜひぜひ最終日25日まで、晩酌のお供に、移動のお供に・・・覗いていただけると嬉しいです。

明日はわたしのこころの友、まーさんだよ!


初めましての方は興味持っていただけましたらTwitterでも繋がっていただけると嬉しいです!思考だだもれのすっぴんtweet多めです。
https://twitter.com/rim_konbu


さア、今日は(も)飲むぞ!

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