⑳「オプション作成」の利用方法
予約の受付と同時に、「備品のレンタルを可能にしたい」「追加メニューでグレードアップしたサービスを提供したい」「大人料金と子供料金を用意したい」ということはありませんか?
予約システム「リザエン」では、予約受付時にお客様が任意選択できるオプション項目を用意し、「モノ」や「サービス」なども含めて予約をすることができます。
今回は、「オプション作成」を利用する上でのポイントを説明したいと思います。
①「料金」設定ができる
オプション項目では、予約枠やプランと同じように「料金」を設定することができます。予約料金とオプション料金を合算して、見積金額表示や決済※をすることができます。料金がかからない場合は、金額を登録せず利用することもできます。(※決済機能はオプション)
②3つの「種別」を利用できる
オプションには3つの「種別」があります。種別には、予約内容に応じて、在庫を設定して提供することや複数予約の内訳として利用することができます。種別について、詳しく説明いたしますので下記をご確認ください。
(1)在庫数制限なし
(例)
バーベキュー場の予約で、「食材付きコース」を用意することになった。
予約受付時に「何人分」食材が必要か事前に確認したい。
費用は、一人当たり2,000円で提供する。
上記の「食材付きコース」は、受付数に制限を設けていないので「在庫数」の設定は必要ありません。そのため、種別は「在庫数制限なし」を選択します。「在庫数制限なし」は、予約に伴いそのサービスがいくつ必要か、を選択して予約することが利用できます。
【申し込み数】
1回の予約で申し込み可能な数(人数)を設定します。最少値から最大値まで範囲を設定できます。
【料金単価】
1人あたりの料金を入力します。
5人前を選択した場合は、2,000円×5(人前)で10,000円となります。
(2)在庫数制限あり
(例)
こども科学館の予約受付を行っている。
「ベビーカー」を5台用意しており、台数が限られているため事前に利用希望数を把握したい。
「ベビーカー」のように、数に制限があるものを、予約と同時に受け付ける場合は「在庫数制限あり」を利用します。
「在庫数制限あり」は、オプションに対しても「在庫」を設定することができる種別です。在庫が無い場合は、予約はできてもオプションの申し込みはできません。
【申し込み数】
予約が可能な上限数(台数)を設定します。最少値から最大値まで範囲を設定できます。
【料金単価】
料金の設定が無い時は、空欄(または、0を入力)で利用できます。
(3)複数名予約時の内訳
(例)
親子を対象にした工場見学を行っている。
1グループ4人まで、必ず保護者が同伴し、親子参加が前提です。
「大人(保護者)」1,000円、「子供(小学生以下)」500円の参加料金の設定と人数の内訳を把握したい。
上記のように、予約者の内訳を設定する場合に、種別の「複数名予約時の内訳」で設定することができます。「複数名予約時の内訳」は、予約枠の「複数名予約」を「受け付ける」(1~N名)で設定されているときに利用できます。
今回は、親子参加になるためオプションの選択は、大人、子供は「必須」になります。そのため、オプションは「必須」で設定します。
【申し込み数】
1回の予約で申し込み可能な人数を設定します。
「複数名予約時の内訳」の場合、最少値から最大値まで範囲を設定できます。
「大人」は1名~3名申し込むことが可能になるめ、「1」~「3」と入力します。
【料金単価】
1人あたりの料金を設定します。
「大人」は1人あたり1,000円ですので、「1000」と入力します。
上記の設定を「小学生以下」も同様に設定を行います。
オプション作成後は、予約枠(または、プラン)に作成したオプションの紐づけ設定を行います。
下記図のように「予約数」の選択と、「人数の内訳」という項目が紐づき、表示されるようになります。
「複数名予約時の内訳」を利用すると、複数名予約だけではなく、人数制限や属性によって異なる料金設定を行い予約受付ができるようになります。
③オプションの紐づけ先は予約枠、プランいずれかを選択
「リザエン」では、柔軟に予約受付に対応できるように「予約枠」と「プラン」に対して、「オプション」を紐づけることができます。【基本設定】で、オプションの紐づけ先を決めることができますので、用途に合わせて設定してください。※途中変更もできるようになっています。
○オプションを使ってみよう
「リザエン」のオプション設定は、「種別」を選択し、予約枠やプランに紐づけることができますので、幅広いシーンで利用することができます。
また、料金を設定できたり、その他オプションに関する説明文の記載もできますので利用をご検討ください。