『母にとっては第3、私にとっては第2』〜元専業主婦の母と未熟な私がYahoo!ニュースに掲載されて心に刻んだこと〜
3/3(木)にスタートし、700%を達成しているMakuakeプロジェクトをきっかけに、母の取り組みを地元メディア、そしてYahoo!ニュースに掲載していただきました。
母のインタビューを見ていて、気がついたことがあります。
それは、母にとって料理教室をすることは「自分」であるために不可欠だったということです。
この記事では、この専業主婦だった母がなぜ料理教室を始めたのか?をさらに深掘りし、働き方や生き方という少し大きなところまで、この事例を落とし込んでみたいと思います。
まずは気づいたこと!
まず、気がついたことから共有します。
①事例の少なさ
今回、未熟ながらも広報に挑戦している私は、母のこれまで・今・これから目指すことを分解し「ネタ」を探ってきました。
そこで再認識したのが、【元専業主婦の50代が事業に挑戦する】事例はまだまだ少ないということ。さらに今回【学生である娘が事業を手伝っている】ので、さらにまだまだ事例が少ないように感じます。
学生や、女性が活躍する場所を作ろうと、社会の色んなところで取り組みが生まれているにも関わらず、まだまだ「すごいね!!!」と仰っていただく機会が多い。いかに、その事例が少ないかということを実感しました。
②ママは「自分」を表現してた。
二つ目は、すでに冒頭に書きましたが、母にとって料理教室をすることは「自分」であるために不可欠だったということです。
これがこの記事でまとめたい、人生を楽しむ、ということに繋がっていきます。
次に、考えたこと!
2020年、コロナで料理教室がほぼできなくなってしまった頃。
時々、お互い自分の活動を棚卸して
「もう、無理かもね。もう料理教室やめようかな。」と沈んだ声で話していたことを覚えています。
当時からオンライン配信に出演する機会も多かった私は、何かできるだろう!とオンライン料理教室に挑戦してもらったり、繋がりを掴んだ企業さんにレシピ提供をしてもらったり。
介護も本格化してきていたタイミングだったから、母には結構な無理させたんじゃないかなと、今更ながらに思います。
でも、そうしてどうにか継続してきたからこそ。
2021年秋、「商品開発を手伝ってほしい」とおっしゃてくださる方との出会いを掴むことができました。
だからこそ今、心を新たにした。
ここまで母のことを書いてきましたが、
私がこのマクアケに挑戦したのは、母を始め、この商品を作っている方々のためだけではありません。ただこの商品だけを売りたいのではありません。
私がこのプロジェクトに時間を費やそう、投資しようと思ったのは、
きっとこれが、私が将来を通して取り組んでいきたいことの一つのスタートになると思ったから。
学士課程で学ぶ傍ら続けてきた、学生が挑戦する場づくりを通して、
逆に、学生には多くの方が手を差し伸べているけど、求めているのは学生だけじゃない!!
ということもこともわかりました。
だから私はすぐには難しくても、
生涯かけて、じっくりと、でも確実に「胸を張って働く人を増やす」ことに貢献したいと思っています。
今回のマクアケは、その中で最初の挑戦。この人生をかけた取り組みにおいて、母が最初の事例になってくれたということです。
Makuake応援購入はこちらから。
人生を楽しむ人を増やすために
楽しみ方は人それぞれだけど、社会に触れて自信と刺激をもらうこと。
自尊心を保てる環境に身を置くこと。
これはイキイキと生活するために、自信は不可欠だと思います。
今回のMakuakeプロジェクトでは、
得意なことを承認し、活かしてくれるチームに出会った。
これまでは環境的にも不可能だった商品化を実現した。
Makuakeのページを通して、これまでの彼女の取り組みをお披露目することができた。
これらを通して、彼女は社会に触れることができ、応援のメッセージを受け、求めてくれている方がいることを知って、、、
もっと多くの方に届けられるようにがんばろう!とキラキラできています。
11年前の母のように、「思っていた人生とは違う気がする」ともがいている人や、「もし今若かったら、こんなことしてみたかったな……」と考えている社会人の方は多くいらっしゃるのではないかと思います。
中でも、私の母親世代、今の50代以上の女性。
実はやりたいことを持っていて、ポテンシャルに溢れる方がたくさんいらっしゃるように感じています。
人生100年時代だ、とここ最近よく耳にしますが、実はまだまだ、社会と触れる機会の多い人にしか、浸透or 意識に登ってきていないと思います。
主婦や、アルバイトやパートをされている方は、なかなかそのような考え方に出会う機会がありません。
逆に、情報が溢れているから、
他の人がやっているのを見て気を紛らわせることはできる。
でも、それでいいんだろうか?
イキイキすること、自信を持って暮らすこと。
それに興味のない人はいないと思います。
私は母のように、
子育て介護などで自分のやりたいを我慢してきた人、遠慮してきた人が
"第◯の人生"をスタートするきっかけを作りたい。
その人生を、もっと素敵にしたい!
まだまだ、新しいことに挑戦できる!って気づいてもらいたい!
と本気で思っています。
人口がどんどんと減っている今だからこそ、
1人でも多くの人が、
自分のやりたいことや得意なことにイキイキと取り組み、
社会の一役を担う。
近い将来、そんな世の中が、目の前に広がっているように……
私自身、今できることにどんどん取り組んで、みんなで幸せな社会を作って行けたらいいなと。
4月から学生という肩書きは完全に無くなり、社会人として個人活動を継続していく身として、
そんな第2の人生に突入しようとしている身として。
母の第3の人生を一緒に彩り、時や場所だけでなく経験を共にできている幸運な身として。
改めて、上に書いたような目指す世界観と、その実現のためにすべきことを心に刻みます。
最後までお読みいただきありがとうございました♥ サポートいただいたからには、もっともっと頑張りますっ!💨 これからもよろしくお願いします!