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小伝馬町の隠れ家レストラン:心も身体も元気になります
友人のフェイスブックで知って、前から行ってみたかったレストラン
「麹と野菜とワインの小さな台所 Mino みーの」
場所は小伝馬町。
お店に行った日の東京は大雨でした。
初めての駅で初めてのお店。
駅出口から2分とあったので「楽勝」と思いきや、方向音痴の私はGoogleマップ片手にあっちに行ったりこっちに行ったり。
雨が小降りになった時間帯で良かったものの、お店の入ったビルの周りをたっぷり3周し、ようやくひっそりと佇むビルを見つけました。
地図の緑の矢印の先の小さなビルです。
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ビル自体がお隣のファミリーマートの存在に圧倒され、隠れ家的存在に(笑)。
ビルの3階が目的のお店。
「はあはあ」と言いながら到着すると、友人はすでに到着、涼しげな顔でくつろぎ中。
迎えてくれた店主の「Minoみーの」さん。
「このお店は完全予約制にしていまして、今日はお二人だけでゆっくりしていただけますよ」と嬉しいお言葉。
大雨の日ということもあったのでしょうが、二人で貸し切りだとは何てラッキー!
せっかくのワインのお店ということで、まずは、飲めない私もスパークリングワインで友人と乾杯。
予約をするときに、「お料理は3500円でおまかせになり、7品前後の野菜メインの創作料理です」と聞いていたので、どんなものが出てくるのか楽しみです。
一の皿 冬瓜とツルムラサキ
なーんと、お腹がすいていたので、パクパクと食べてしまい、写真を撮るはずが後の祭り。
二品あり、冬瓜のお料理とつるむらさきのお料理。
途中で「写真!」と思い出したものの、すでに食べ散らかし途中。
涼しげな季節の野菜のお料理でした・・・。
二の皿 いろいろ
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チーズとドライフルーツ。
気を取り直して写真スタンバイ。
思わず「わーっ」と言ってしまったほど、きれいな盛り合わせ。
塩麴漬けのイカは柔らかく旨味が増し、塩味がとんがらず優しいお味。大好物のトウモロコシにチーズにドライフルーツで大満足です。
三の皿 サラダ
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フルーツを麹に漬けてと聞いたような。ほのかに甘くてヘルシーなお味。それにしてもこれが一人前とは!
野菜がもりもり食べられてビタミンチャージできました。
Minoみーのさんはご自身で畑を借りて、野菜も育てておられるそう。
畑でできた野菜をお料理に使っておられるので、季節の野菜がふんだんに出てきます。
実はもうこのあたりでお腹がいっぱいになりつつありました。全部食べられるかな、
四の皿 アジとポテトフライ
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アジのフライにらっきょうの入ったタルタルソース。つけ合わせのジャガイモは皮つきで外はカリッと中はホクホク。
フライは衣もサクサク。レモンを絞って食べるとあっさり食べられました。タルタルソースはらっきょうが良いアクセントでクセになりそう。
五の皿 カレー
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カレーと言ってもスープのようなさらっとしたカレーで重くはありません。
お腹はかなり満腹だったはずなのにパンと一緒に(パンの写真撮り忘れ)ペロッと食べちゃいました。
肉団子もとってもジューシー。大きいので少しずつスプーンですくってカレーと一緒に口に運ぶといい感じ。
六の皿 パスタ
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最後に出てきたのは「トムヤンクンのパスタ」
タイ料理は好きですが、トムヤンクンのパスタは初めて。
ピリ辛で、でもまったりして、固めのショートパスタが私好み。
海老も入っています。パクチーもたっぷり、嬉しいな。
・・・が、
三分の一ほど食べたところで、もう満腹の満腹。自分の小さな胃がうらめしい。
もうちょっと食べたいし、せっかくの美味しいパスタがもったいないので、「お持ち帰り」をお願いしました。
ちなみに、帰宅後冷蔵庫に入れて、翌朝食べようと思っていたら、「あ!パスタ!」と目ざとく息子に見つけられ、あっという間になくなってしまいました。
もう、ムリ、お腹がはちきれそう、と友人と話していたところで
七の皿 デザート
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もうお腹には何も入らない、はずが、スイーツはやはり別腹なのでした。
塩気がほんのりきいていて、シャーベットのようなスイカのアイスクリーム。さっぱりとして絶品でした。
Minoみーのさんは、これまでもお漬け物問屋や鰹節卸問屋でお仕事をされたり、発酵のお料理にも長くかかわっておられるだけに、知識も豊富、お話しを聞いているだけでも勉強になります。
畑で野菜を育てながら、お店の店主もされていると聞けば、たくましい人を想像しますが、ご本人は笑顔の可愛いすてきな女性。
採算がとれるのか心配になりました
これだけたーんと食べてお料理だけで3500円。
結局、ワインは友人も私も最初のスパークリングの小瓶一本ずつしか頼めず、飲み物はテーブルにデカンタで出して下さったお茶とお水ばかり飲んでいたので、一人当たりのお支払いは4500円。
と言うことは、二人でお店貸し切り状態で9000円。
7時に入って、さんざん食べて喋ってお店を出たのは10時半近く。
こんなにたくさん栄養満点なお料理を出してもらって、お店として採算がとれるのか心配になりつつ、私自身は心も身体も満たされて、元気になって帰ってきました。
いつまでも隠れ家レストランでいてほしいので、ほかの人には教えたくない。
でも、教えて自慢したくなるそんなレストランです。