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「Yuming Museum」でタイムスリップしてきました

六本木ヒルズで開催されている「Yuming Museum」
ユーミンのデビュー50周年を記念しての展覧会だそうです。
先日、仕事の合間に時間ができたので、行ってみました。

この展覧会については、すでにさきこさんが書いておられます⬇️
私もこの投稿を見て、気になっていました。

ユーミンと私

私がユーミンを一番よく聞いたのは十代から二十代のころ。
荒井由実のころの活躍はリアルタイムでは知らないのですが、松任谷由美としての活動が始まってからも優しいトーンの荒井由実時代の曲が好きで、よく聞いていた記憶があります。

その頃よく聞いたのは、有名どころの「中央フリーウェイ」や「卒業写真」「あの日に帰りたい」ですが、地味ながら「12月の雨」も好きでした。

「12月の雨」 ユーミンの手書きの歌詞

この曲を聴くと、外で冷たい雨が降る12月の朝の光景が瞬時に浮かびます。そして、その歌を聴いていた当時の私の部屋や、部屋の中でも寒くて吐く息が白かったとか、部屋に貼っていたポスターや石油ストーブの匂いも。

楽譜です

Surf & Snow

松任谷由美としての曲はもうたくさんありすぎて、何を選べばよいのかわかりませんが、今回の展覧会で記憶がよみがえったのがこのアルバム
「Surf &Snow」

このジャケットがおしゃれで好きでした。
1980年に発売され、「恋人がサンタクロース」が入っているアルバムです。

当時の私にとって、ユーミンはこの歌の中にあるまさに「となりのおしゃれなお姉さん」。

時代はまだバブルを迎える前でしたが、「クリスマスの日に8時になったらサンタクロース(である彼)が迎えにきてくれる」という歌詞が見せてくれたクリスマスの日の特別な過ごし方は、まだ子どもだった私の憧れをかきたててやまないものでした。

好きな歌は変わってきているかも

会場に入ってすぐのところ
楽譜が舞っている?

今回、Yuming Museumに行ってあっという間にタイムスリップした自分がいて、数十年たってもユーミンの歌と自分の記憶がいかに強く結びついているかに気がつきました。

でも、好きな歌は少しずつ変わってきているかもしれません。
今、一番好きなのは「晩夏(ひとりの季節)」

空色は水色に 茜は紅に

藍色は群青に 薄暮は紫に
「晩夏(ひとりの季節)」から(荒井由実)

ここで使われている色の表現が情緒があって好き。
でも、この歌、荒井由実時代の歌なんですよね。
二十歳過ぎでこんな詩を書けるなんて、本当にすごい。

デビュー50年を迎えても唯一無二の存在として、現役であり続けるユーミンは今も私の憧れのヒト。

今回、展覧会の会場での音声ガイドに「リクエスト企画」というものがありました。YOASOBIやリリー・フランキーやJUJUなど有名人が自分の好きなユーミンの歌を紹介しているのですが、この企画も面白かったです。

皆さんの好きなユーミンの歌は何ですか?

52階からの眺め

六本木ヒルズ52階ということで、眺めも絶景でした。

夕日がみるみるうちに消えていき
薄暮は紫に

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