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憧れの取材旅行②:新潟一泊二日の旅
「憧れの取材旅行①」を書いてからずいぶん日がたってしまいました。
取材記事、掲載されました
気がつけば、この取材旅行で書いた記事がすでにWorkRiceさんのサイトにアップされていた、というほど日がたっていました・・・。
掲載された記事はこちらです⬇️
私の提出した原文を、だいぶお行儀良い文章に編集し(笑)、見出しや写真などのレイアウトも整えて下さっています。ちなみに私はバブル世代担当のようです。
今回の取材旅行、私たち(夫も同行したので)以外にあと二人、二十代女子が参加していて、一人は専業農家さん、もう一人は農家民泊の関係者さんが取材対象でした。
車で連れて行ってもらい、三ヶ所それぞれの取材だったので、調整もさぞかし大変だったと思います。
懐かしい場所
面白かったです、新潟一泊二日の古民家民泊旅行。
いろいろありすぎて何から書けばよいか悩みます。
夏休みに帰るような田舎がこれまでなかった私にとって、今回お邪魔した新潟の小千谷は、どこか懐かしい、トトロが出てきそうな、そんな場所でした。
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冬は真っ白なんでしょうね。
田んぼの景色
田んぼの景色は、広々と広がるというより、緑深い木々に囲まれた山あいにキュッとおさまっている印象で、農家の人たちが使う道は細くてクネクネしていて、ペーパードライバーの私はまず転落間違いなし。
そんな山間部の田んぼは水の確保がとても重要らしいのですが、ため池を作って用水路を確保していたりと、いろいろな工夫がありました。
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農業用の人工ため池です。大きい。
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水を入れたり、止めたりするそうです。
今回、ご厚意で田んぼに特別に入れてもらったのですが、意外と深くてズボズボと足が泥に沈んでいくのが驚きでした。
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追いつかないほど深い
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あっという間によろけてドボン
古民家民宿「おっこの木」
今回宿泊でお世話になった古民家民宿の「おっこの木」。
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「イグールライター」とはなんぞや?
誰にもわからず。
中越地震をきっかけに古民家を改修して、地元住民がスタッフとして運営するようになり、すでに民宿として稼働するようになって12年だそうです。
一泊二食で8500円ですが、お食事のゴージャスさとボリュームがハンパではありません。
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大盛りご飯。さすが米どころ、お米もとても美味しいのですが、おかずがありすぎて
おかわりは無理です。
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「ご飯は少なめでお願いします」と頼んだら、
スタッフさんが悲しい表情になりました。
でも、ギューギューに盛られていただけで、
ご飯の量は減ってない。
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古民家なのでもちろん古いのですが、トイレとお風呂は最新式で超快適!
そして、前回の記事で書いた、蔵を改装した「ザ・蔵Bar」もあります。
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渋谷のバーでバーテンダーをしていたという
農家さんに本格的なカクテルを
作ってもらいました
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スタッフとしてお世話して下さった地元のおじちゃん、おばちゃんともいろいろお話しすることができ、地元のことや日々の暮らしのことなど、単なる観光では得られない時間がたくさんありました。
人との縁が場所との縁を結ぶ
観光で新しい場所を旅するのはもちろん面白いのですが、地元の人と話しをして、その土地を知ることで、その場所と自分の縁ができるんだなと、今回の旅に参加して改めて思いました。
古民家民宿で出会った人たち、専業農家になりたいけど、それで生活していけるのだろうかと悩み続けている大学院生、移住を定住に変えてこの土地で暮らし続けている人、コーチングの仕事をしながら農業研修生をしている人、皆さんそれぞれ個性溢れて魅力的。
また、取材仲間になった二十代女子たちもそれぞれ夢や想いがあり、私は二十代のときにこんなにしっかりしていたっけ?と思いながら話しを聞かせてもらいました。
行ってみるまでは、いったいどこにあるのかさえ知らなかった場所が、今はもう自分の故郷の一つのように思えます。
新潟の冬、雪のすごさは想像もできないけれど、今度は冬に行ってみたいと思います。