アイスクリームのお醤油がけはクセになる
先日、日本発酵文化協会の【蔵元セミナー】に参加してきました。
蔵元というのは「木桶職人復活プロジェクト」で知って、以前から一度お会いしてみたかった小豆島「ヤマロク醤油」さんの五代目当主山本さん。
お醤油と木桶に対する熱い思いと、軽妙なトークであっという間の1時間半。最後はサーモンと帆立をお醤油2種類でいただいて、味の違いを感じてみるという趣向も。
アイスクリームのお醤油がけも絶妙な組み合わせ。甘辛が大好きな私にはピッタリでした。
お醤油のしょっぱさがアイスクリームの甘みを見事に引き立てます。
これはクセになる味です。
おみやげに再仕込み醤油の「鶴醤(つるびしお)」と丹波の黒豆を使った濃口醤油の「菊醤(きくびしお)」もいただきました。
セミナーの詳しい内容は日本発酵文化協会のブログに書かれています。
「木桶職人復活プロジェクト」は、「木桶」をつくれる職人さんがいなくなってしまうという危機的状況を前に、お醤油屋さんたちが集まって、競争するのではなく、協力して木桶をつくる技術を学び、自ら木桶をつくるようになったというすごいプロジェクトです。
木桶と一口に言っても、ハンパではない大きさなので、一から技術を職人さんに学んでお醤油が漏れないような精巧につくりあげるというのは大変なことでしょうが、でも、つくっている人たちはとても楽しそう。
noteでも高橋さんがこのプロジェクトについては詳しく書いておられます。
今年の秋も、木桶が東京のあちこちに登場して、楽しそうなイベントが催されるようです。
行ってみたら、またレポートしたいと思います。
セミナーも楽しかったし、これはお醤油の島、小豆島にもぜひ行かねばなりませぬ。
でも、とりあえずこの夏はバニラアイスのお醤油がけ。濃いお醤油が合うようですよ。