なりたい人がいっぱい
最近、あるイベントの仕事に関わって思ったことがあります。
なりたい人 その①
大変な状況に置かれたときこそ、その人の器の大きさがわかるということ。
そして、それは周りの人にも大きな影響を与えるということ。
普段からそんなことはわかっていたつもりでしたが、改めてそう思いました。
今回私が関わったのは大きな国際イベントだったので、実務の中心となっている人「Kさん」の仕事量はまさに膨大。
それに加えて、いろいろな人がいろいろなことをあれこれ言ってきます。
また、たとえ万全の準備をしていてもトラブルというものは起きてしまうものですが、そんなときにもKさんは落ち着いていて同じテンポ。
声を荒げたり、焦ってバタバタしている様子もない。でも、決してロボットのような人間味のない人でもない。
粛々とその状況でできることをこなして(こなし方のレベルが半端ではないですが)、次の策を考えているという印象。
ハタで見ているだけの私の方が「大変だな〜。イライラしないのかな」と、ついつい気になってしまうほど。
同時に、そんな人が責任者だと、周りも動揺せずにすみます。
いつもと変わらないペースで動くKさんを見て、こちらも気持ちを乱されずに仕事を進めることができるのです。
緊張が強いられたり、ピンチのときにも、みんなが落ち着いて行動できたら、結果が自ずと違ってくるように思います。
ちょっとしたことにもすぐに焦ったりテンパって、心ここに在らず状態になってしまう自分を自覚しているだけに、Kさんを見てなおさらそう感じました。
今回、このイベントのお仕事を紹介してくれた講師仲間のYukoさんとも「あんなに器の大きな人になりたいものよ」とひとしきり盛り上がったものです。
なりたい人 その②
でも、そう言っているYukoさんも、気配りは天下一品。
初めてこの仕事に入った私に負担をかけさせまいと、常にさりげなく気を遣ってくれていたり。
お節介はせず、かと言ってほったらかしでもなく、つかず離れずの絶妙なバランスで見守ってくれていたり。
また、Yukoさんの仕事の段取りの良さと速さには驚くばかり。
「こんなふうになりたいものよ」と、今回一緒に仕事をしてみて改めてそう思いました。
そんなふうに思える人たちと一緒に仕事ができたこの一週間。とてもとてもラッキーだったと思います。