働くことが不安な新社会人へ向けてアドバイス的な話
春を迎えて新生活の始まり。
出会いや新しいことへの挑戦など期待がある反面、さまざまな不安を抱えているかたも多いのではないでしょうか?
新社会人になったけどこれから不安だなぁ・・・と感じている方へ、私の体験談も踏まえてアドバイスをお伝えしていきたいと思います。
とは言いつつ当たり前で当たり障りのない内容なのでその辺りはご承知おきくださいまし。
ご参考になれば幸いですがたいして参考にならないかもです(予防線)
新社会人が抱えている不安とは?
✓人間関係
✓仕事内容
✓労働環境
大きく分けてこの3つに不安がある方が多いのではないでしょうか?
やっぱりどれも大事なことですよねー。
みなさんがドブラック企業に入社していないことを祈ります。
人間関係
同期や取引先など仕事をする上で関わる方はたくさんいますが、中でも上司や先輩とうまくやっていけるのかと考える方は多いのではないでしょうか?
めちゃくちゃ基本的なことではありますが、挨拶と笑顔は非常に大切ですよね。
また、素直さ、謙虚さ、明るさをもって接するようするのがよいかと。
上司や先輩も人間です。
すごく真面目できちんとしているけど愛想がよくない新人と
明るく元気でいつもニコニコしている新人では
後者の方がかわいく思えるものです。
変に媚を売るような必要はないけど、元気な挨拶や明るい笑顔はまわりにもいい影響を与えることができますし、自分自身もいい気持ちで働くことができるはずです。
仕事内容
これに関しては、最初から完璧にできる人はいない!に尽きますねぇ。
上司や先輩だって最初はみんな新人だったのですから。
そう思って失敗を恐れずにチャレンジしていくことが大事です。
新人にいきなり責任重大でひとつミスをしたら取り返しがつかなくなるような仕事はさせません。
なので絶対、大丈夫です。
◇仕事をするうえでのポイントを3つご紹介(超基本)
①報告・連絡・相談(ホウレンソウ)をしっかりしよう
特に重要なのが、悪いことこそ早く報告すること。
「しまった!やらかした!!」
「けど先輩に言ったら怒られるかもしれない・・・」
「もしかして伝えなかったらバレずにやりすごせるんじゃ・・・?」
これ、ダメです。
新人は失敗して当然ですし早く報告してちょっと怒られるのと後々になってなんでもっと早く言わなかった!?と怒られるのではどちらがいいですか?
失敗をなんとなくごまかしてその場はやりすごせることもないことはないです。
(私は結構ちょろまかしてましたが)
ですがそんなことばかりしていたらいつまで経っても成長できないんですよねー。
②メモを取ろう
言われたこと、やるべきことはきちんとメモを取ること習慣化しましょうね。
先ほど新人は失敗して当然と言いましたが、同じ失敗を何度も何度も繰り返したり業務のやり方を10回も20回も聞くのはさすがにまずいです。
誠に残念ながらそっこうで「使えないやつ」認定されちゃいますね。
メモを取る行為は他の人からみてもちゃんと聞いてるんだな、と思ってもらえるので自分にとっていいことづくしです。
仕事できる風に見られた方が気分がいいしね。
③質問しよう
わからないことがあればなんでもどんどん質問していきましょう。
これは新人期間のスーパー特権だと思います。
入社2年目以降になると後輩が入ってきたり、部下ができたりと教わる側から教える側に立場が変化していきます。
超初歩的なことでも超常識的なことでも何でもかんでも質問しても
許されたり受け入れてもらえるのは基本的に新人のあいだだけです。
「本当になんでも聞いていいのかな・・・」
「先輩、忙しそうだから質問するのやめておこうかな・・・・」
なんて思う必要はないですよー。
先輩視点から考えてみるとわかりやすいと思いますが、何となくわかっていないまま指示と違うことをされるよりその場で質問してくれて正しいことをしてくれる方がいいですよね。
〈質問するときのテクニック〉
ただ闇雲に質問するよりも以下のように聞けたらなおGOODです。
NG例 → あの〜、なんかわかんないところがあるんですけど・・・
OK例 → 〇〇さん、▲▲の件で質問したいのですが、お時間2,3分よろしいでしょうか?
今ここまでやってみて、こんな状態です。次にこのようにしていけばいいかと私は思うのですがいかがでしょうか?
どうですか?
質問するとひとくちに言ってもかなり違った印象があるのではないでしょうか?
何でも聞いていいとは言ったものの先輩や上司にも仕事があります。
事前にいま質問していいかどうか確認することや
質問したい業務の現在の進捗や自分の意見、そして最後にそれが合っているかどうか
こんな質問ができればベストだと思います。
労働環境
労働環境(職場の環境)においてはこんなことが不安だと思います。
・残業代はきちんと支払われるのか?
・長時間労働を強いられないか?
・有給は取れるのか?
することと言えばまずは雇用契約書と就業規則をチェックです。
就業規則とはその会社で働くうえでのルールが書かれており、従業員はいつでも閲覧できるようにしなければならないと労働基準法で定められています。
現状の労働環境が契約書や就業規則に書かれていることと違う!と言った場合には要注意です。
また、入社前に言われていた配属先(部署)や仕事内容と、いざ働きはじめたら全然違うじゃん!と言ったケースも残念ながらあり得ます。
(実際わたしもそうだった。話が違うじゃん。)
そういった時には様子をみつつ、あまりにも労働環境がヒドイ時やこれでは働きつづけることはできないな・・・と思った時には転職を検討してみてもいいかもしれないですね。
世の中的にはひとつの会社で3年は働くべきといった風潮がありますが、もしも入社した会社がブラック企業でそこで消耗し心や体を痛めつけながら我慢して3年勤めるのは人生において圧倒的にもったいないです。
現在、新卒入社で3年以内の離職率は30%を超えています。
今の会社だけが全てではありません。
賛否両論あるかもしれませんが、私だったらブラック企業に入社してしまったら早めの転職をおすすめします。
いや、早めといわず今すぐにでも転職しましょ。
自分らしく働こう
環境が大きく変わって新しくいろんな経験をしていくみなさんへ。
しんどいことやツライこともやりたくないことをやらなくちゃいけない時もありますが、その時はどうしようもなく嫌だと思うようなことでも後から考えたらあの経験があったから今の自分がある、成長できた。というようなこともたくさんあります。
諦めずに粘ってやり遂げたときの達成感は格別ですよー。
ですが常識はずれの無茶はNG。
いい感じに適度に肩の力抜いて頑張るところは頑張っていきましょ。
どうか新社会人のみなさんが心から楽しんで、そして笑顔で働けますように。