【私たちの精神疾患/本の感想】これから何度でも読み返したい
こんにちは。
コミュニケーションと外出が苦手な律です。
福祉が大好きです。ことばにこだわれる強みをもっています。
こちらの本がさっそく自宅に届きまして
一読させていただきました。
余韻がものすごくあります。
涙がほっぺたをつたって、ぽたっと流れ落ちそうです。
何がそうさせたのでしょう。
下記、感想になります。
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私は自分がきらいです。
外には気軽に出られないし、
他の人が気にならない音や人混みが苦しく感じるし、
「考えすぎ」と言われることが多くて、実際に思いつめてしまうことが多い。
発作で倒れることもしばしばあり、
支援者さんや友人には
救急車を呼ばなくていいことなどを
前もって説明をしなくちゃいけない。
めんどくさいから、いやだ!
なんで私ばっかりこんな思いをしなくちゃいけないの。
不自由は入院生活だけでいいってば。
苛立ち。
フツフツと苛立つ自分が鏡にうつっていました。
どうしたら病気にならなかったんだろう。
本(「私たちの精神疾患」)に書かれていたことばのひとつひとつがよぎったんですよね。
どんな環境だったら、病気にならなかったんだろう。
私にとって病気を発症するか/しないかの分岐点は、
●公教育の仕組み
●家庭環境
●もともとの性質・能力
この3つだったんじゃないかなと思います。
もし、この中の1つでも自分にマッチしていたのなら?
もし、病気にならなければ、気軽に友達と遊びに行けた?
どういうこと?と思われた方
公教育の仕組みについては、以下のnoteをご覧ください。
家庭環境については、以下のnoteをご覧ください。
もともとの性質・能力については、以下のnoteをご覧ください。
こんな風に振り返れる日がくるとは、夢にも思わなかったです。
冒頭にご紹介した「私たちの精神疾患」を読んで
¨もっと積極的に治療に参加していいんだ¨と安心感を持ちました。
また、お薬との付き合い方やまわりの人の許可の中で生きる現実と葛藤などについても触れられており、大きくうなづきながら読ませていただきました。
複数の体験者が堂々と赤裸々な思いや生活のお話を書いてくださっており、
¨精神疾患をオープンにしていてもこんなに堂々としていていいんだ¨と
物凄く新鮮な感覚を抱かせてくれる本でした。
正直、希望を抱きました。
たくさん助けていただいているので
私もできることをできる範囲でして、
社会に還元していきたいです。
最近では、グループホームの職員の方に精神疾患に関する知識をお伝えしました。
直近の目標は、認知症サポーターの講習を受け、地域で出会う認知症をお持ちの方へお声がけや対応ができる自分になることです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも発信を続けていきます。
感謝。
2023.11/27(月) 律(りつ)
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