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新卒採用担当が回答! 「求める人物像」について事業内容と合わせて解説

マネーフォワードでビジネスサイドの新卒採用を担当している森田です。
これから、noteを通じてマネーフォワードについて様々な角度で知ってもらおうと、人材採用部のメンバーが毎週発信していく予定です!

そんな記念すべき第一回を私が担当します!!(左上の片手ピースをしているのが私です✌)

簡単に自己紹介ですが、新卒でリクルートメディアの広告代理店に入社し広告セールスとして3年、新人のトレーナーとして2年ほど働いてからマネーフォワードに新卒採用担当として転職し丸1年が経ち、そして21年度新卒採用が終えたところになります。
Fintech領域のPFM&SaaSの可能性に魅せられ、「これから」の未来を代表する事業やサービスを一緒に創っていきたいと想い、入社しました。

私が新卒採用を担当したこの1年間、300名以上の学生と面接や面談で対話する中で、残念ながら「外から見えるマネーフォワードのイメージ」と「実際行っている事業内容」の理解には、少しギャップがあると感じました。
また、選考時に「実力を試したい」「●●の業務がやりたい」「事業責任者になりたい」といった自己にベクトルを向けたアピールだけではなく、マネーフォワードのMission・Vision(目指している世界、成し遂げようとしていること、解決しようとしている社会課題)と自分の想いの重なる部分を考えたうえで面接に臨んでほしいという想いも募りました。

そこで今回は、これから就職活動を迎える学生向けに事業や業界の変遷を踏まえながら、解説してみました。

マネーフォワードはどんな会社?

「マネーフォワード」と聞くと、「資産管理アプリの会社!家計簿アプリの会社!」と、『マネーフォワード ME』を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?


『マネーフォワード ME』は個人の資産が管理できるツール、いわゆるPFM(Personal Financial Management 個人資産管理)のプロダクトです。
アカウント・アグリゲーション機能によってさまざまな金融機関と自動で連携することで、日々の入出金データを簡単に入力でき、日々の家計の流れを可視化するサービスを提供しています。
そして、マネーフォワードを代表するサービスの1つでもあります。


ここで私たちがとても大切にしていて、この後の解説にも大きく関わるMission/Vision/Value/Cultureについてご紹介します。

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Mission:お金を前へ。人生をもっと前へ。
Vision:すべての人の「お金のプラットフォーム」になる。
Value:User Focus/Technology Driven/Fairness
Culture:Speed/Pride/Teamwork/Respect/Fun
  を掲げています。

「お金」は人生においてツールでしかないですが、自身と家族の身を守るため、また夢を実現するために必要不可欠な存在でもあります。
マネーフォワードは「お金と前向きに向き合い、可能性を広げることができる」サービスを提供することで、ユーザーの人生を飛躍的に豊かにし、より良い社会創りを目指しており、「お金を前へ。人生をもっと前へ」というMissionを掲げています。この想いは、まさに「Money Forward」という社名にもなっています。

そして、このMissionを実現するための過程として「すべての人の『お金のプラットフォーム』になる。」というVisionを掲げています。
オープンかつ公正な「お金のプラットフォーム」を構築し、本質的なサービスを提供することにより、個人や法人すべての人のお金の課題を解決する存在を目指しています。


Visionでお伝えしたように、私たちは「個人」だけではなく「法人」についても「お金の課題解決」を行っています。

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                          ※2020年7月時点

マネーフォワードは「今」何が売上を牽引している?

上記の図の通り、マネーフォワードは4つのドメインで事業を展開しており、各ドメインにも複数のサービスが存在しています。

個人の場合、前述した『マネーフォワード ME』を中心とした一般ユーザー向けにお金の見える化アプリを展開しているMoney Forward Home
法人の場合、経理業務や人事労務業務といったバックオフィス業務をクラウド化することで業務効率化をサポートしているMoney Forward Businessや、金融機関のお客様向けに『マネーフォワード ME』のカスタマイズ開発や機能提供を行っているMoney Forward Xなど、複数の事業を展開しています。


だからこそ、よく「今どの事業が売上を牽引しているのですか?」とご質問いただきます。

マネーフォワードは現在Businessドメインが売上を大きく牽引していて、従業員の6割近くがBusinessドメインに属しています。

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では、Businessドメインはどのような価値を提供しているのかについて解説していきたいと思います。

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Businessドメインは、主なサービスとして、バックオフィス業務における様々な業務をクラウドを通じて一括管理や自動連携して情報を管理する企業向けSaaS(※)型プラットフォーム『マネーフォワード クラウド』を提供しています。


※ここでいきなりSaaSというキーワードが出てきたことと、利便性などが伝わりにくいため、1990年代から2020年までのIT業界の変遷を交えながらSaaSについて以下簡単に解説したいと思います。

IT業界の変遷

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「IT業界」と一言でいっても、様々な領域に分かれています。
1990年頃は業務用コンピューターが普及し、顧客の業務内容に合わせて、ITを導入することを企画・構築したりする情報処理サービス、システムインテグレーター(通称SIer)と呼ばれる企業や領域が注目されていました。

通信の発達によりネットワーク化が進み、パーソナルコンピューター(いわゆるPC)が普及するようになり、パソコンやあらゆるデバイスを製造するハードウェア、様々な業務をPC上で使えるソフトウェア産業が大きく成長しました。


注目を集めるSaaSのビジネスモデル

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2000年頃まではソフトをPCにインストールすればすぐに使用することができるダウンロード型が主流でした。

さらにデバイスや通信環境は進化し、PCやスマートフォンといった複数のデバイスを持つようになり2010年頃から徐々にB2Bでもクラウドで情報管理するようにシフトしていきました。

ビジネスモデルで比較すると、ダウンロード型の場合はソフトを購入した時点で費用が発生するため多額の初期投資が発生します。
一方でSaaS型は契約すればすぐに使えるといったサービスを使い始めるハードルの低さと、そのサービスを利用した分に対して費用が発生するサブスクリプションモデルになっているため、小規模事業者から大企業まですべての企業にクラウドの恩恵をもたらせるようになりました。

SaaSについてより詳しく知りたいという方は、BOXIL CHANNELが解説している「SaaSって何?」をぜひご視聴ください!

ではバックオフィス業務における「クラウドの恩恵」とは何かというと
先述した、
アカウント・アグリゲーション機能によって日々発生する仕訳や記帳との連携ができ、さらにそれぞれのプロダクトも連携していることで一気通貫で経営状態を管理・可視化できることです

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経理業務や労務業務において、これまで手入力で仕訳や記帳といった入出金の管理や給与管理の自動記帳・仕訳といった「業務効率化」を提供しています。

そしてマネーフォワードのValueに「User Focus」を掲げており、常にユーザーの本質的な課題を理解し、ユーザーの想像を越える顧客体験を提供することを目指しています。

すべては「User Focus」へ

バックオフィス業務は一つの業務ではなく、複数の業務が絡み合って成り立っています。
ミスが発生しない「効率的な業務」を実現するためにデータを自動連携し、バックオフィス業務をあらゆる領域でサポートできることが重要です。

そして、これこそが「User Focus」であると私は考えています。
使うユーザーの立場に立って考え、本当に価値あるサービスを届ける
ユーザー企業の生産性があがることで、最終的には日本全体の生産性に寄与すると信じて、日々目の前のユーザーと向き合っています。
マネーフォワードのMVVCを、社員が一丸となって事業・サービスを通じて体現しています。

おわりに

マネーフォワードの新卒採用において、自分のキャリアを「誰に対して、どのように、何を届けていきたいか」という社会に視野を向けて、共に行動できる方と一緒に働いていきたいと考えています。

面接時では皆さんの大切にしている想いや、どういった行動を通じて「User Focus」を体現していきたいかといった内容を中心に聞かせていただいています。

マネーフォワードの企業分析の際、「各事業が、どんな人に対して、どんな価値を届けているか」この3つの観点で各事業ドメインについて見ていただき、自分自身のやりたい想いを教えていただきたいと思います。

コメント 2020-03-16 003148

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