トナリ
僕はひとり座ってた
君は後から来て同じとなり座って
僕はいつもより口数少なく
君はいつも通りのんびり話す
笑わなくても笑わさなくても
笑っていなくても笑わせてくれなくても
それでいい
それがなぜだか心地いい
優しさではなく
自然と近くにいてくれる
気遣いではなく
自然とそこにいてくれる
いつかのあの日
涙を流して笑い合ったこと
面白くて可笑しくて
ずっとずっと止まらなかった
あれから月日が経って
僕の素顔は笑顔になった
君の笑顔が素顔になった
いつもひとり座ってる
いつも同じとなり座って
遠くのいつかを話してる
近くのいつかを話してる
遠いいつかを信じてる
近いいつかを守ってる
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