◉21話 《さつまいも収穫!》

6月に植えつけた紅はるかの収穫をしました。

高校時代の友人達と、その子供たち(2才から6 才)が5人集まって大盛り上がり。 

今年は去年に比べてツルの伸び方が異様に長かったのでもしかしたら身が小さいのではないか と心配したけれど、想像以上の収穫量。うちの畑は赤土で芋系の栽培に向いているらしく、毎年さつまいもとジャガイモの出来は抜群です。 

子供たちの大好きな泥んこ遊びを兼ねているお芋掘り。目を輝かせて掘り起こす姿はまるで宝探しをしているようで、子供はもちろん大人も夢中になりました。 

子供たちにとっては、さつまいもが土の中にできること、ヒゲが生えていること、土の中では親子のようにたくさんの芋が繋がっていることなど、スーパーで売られているものでは分からないこと を目で確かめて感じるとても良い機会だね。 

さつまいもの中では一番糖度が高いと言われている紅はるか。2週間から1ヶ月ほど追熟させると水分が抜けて甘みが増すので、美味しく食べられるまでは掘ってから少し待たないといけな い。 

主婦目線で私が調理しやすいような小ぶりのものをみんなに見繕ってる横で、子供は一番大きいのを選んでコレ持って帰る!と言う。その横でお母さんはやめてよ~。って顔をしている。調理する側は大きいのって扱いづらくて困るのに、そんな事はつゆ知らず、子供は大きいのを選ぶ。

来年は子供たちと調理して食べるところまでやりたいな~。

それが命をいただくということだから。

                     


                     東愛知新聞掲載日 2022/10/24


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