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Black Lives Matters 黒人差別の原点を知る


今、世界中で大きなムーブメントが起きている人種差別問題。

特に黒人への差別は、アメリカ誕生以来の大きな課題です。

5月25日アメリカミネソタ州で、黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警察官に首を圧迫されて死亡した事件が口火となり、現在アメリカをはじめとした世界各国で抗議デモが盛んに行われています。

黒人差別は今に始まった問題ではありません。そもそも、白人が黒人を劣性扱いするようになったのにはどのようなきっかけがあったのでしょう。

過去を知ることは、今を理解すること。今、世界で何が起きているのか理解するために、まずはその原点を探ります。

参考にしたのは、こちらの文献です。

※この記事に、差別を容認する意図は一切ありません。


アフリカ、特にブラックアフリカと呼ばれるサハラ以南の地域では、彼らが歩んださまざまな歴史は文献によって残されることはありませんでした。

そのため、ブラックアフリカの歴史の多くは奴隷貿易やキリスト教伝来、植民地支配などヨーロッパとアフリカが歴史上関わってきた過程で、ヨーロッパ人によってヨーロッパの言語で記されたものです。

古くから固有の文字を使い、組織された国家を築いてきたヨーロッパ人は、それと相反するブラックアフリカを植民地的歴史観を以て解釈してきました。

アフリカは、自分たちヨーロッパ人がいないと歴史を編むことさえできない。というように捉えられていたのです。

こういった歴史観は、当時の思想の権威者であった哲学者や歴史学者によって正当化されました。

例えば、ドイツの哲学者ヘーゲル(1770-1831)は、「アフリカは世界史の一部ではない」という命題を明らかにし、黒人が劣性人種であることに対して証明を与えています。


「アフリカは歴史を持たない」

そもそも歴史の長さで人種の優劣を図ることはできませんが、この間違った解釈が、黒人差別の原点であると私は考えています。

彼らは確かに文字による記録は残してきませんでしたが、人類誕生以来の、どの大陸より長い歴史を持っています。

主体的な考えは大きな間違いを孕(はら)んでいる可能性があるということは、私たちも肝に命じておくべきことです。

これは人種差別のみに言えることではないですね。

このテーマに関してはさまざまな考え方があると思います。ぜひ、皆さまでこの記事をシェアしていただき、意見を交換するきっかけにしていただければと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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