子育て向いてない
「子育て向いてないなぁと思う」
SNSなどでたまに見かけるセリフ。
子どもの言動にすぐイライラしてしまうとき。
子どもと楽しく遊べないとき。
日々様々な場面で感じることがあるでしょう。
でも、本当に向いていないのでしょうか?
「子育て向いてない」
そう思う背景には、3つの要因が存在すると感じています。
1. 子どもの発達を知らない
子育てにおいて、知ってるか知らないかの差はかなり大きいです。
言語発達も、運動発達も、イヤイヤ期も夜泣きも癇癪も、
一見いたずらに見えるような行動も、ありとあらゆる場面で、
知ってるということは不安を打ち消し、
心の余裕を生み、自信につながります。
育児本通りの子育てをしなきゃとか、
正解不正解みたいな話ではありません。
いろんな関わり方やテクニックがある中で、
我が子に合うパターンはあるかな?と見つけるために
まず”知る”ことは重要です。
2. 自己評価が低い
母親の仕事は目に見えて評価されるものではないですよね。
1年365日休まず働き、それでいて無給、
頑張った成果がすぐに得られることはほぼなく、かなりの長期戦です。
”周りと比べて落ち込む” ”報われない”
そう感じても無理はないと思います。
でも、母親として当たり前のようにやってることは
本当にたくさんあるのです。
子どもが少しでも泣けば飛び起きる反射の良さ、
子どもの様子を気にかけながら家事をこなすマルチタスク能力、
小さなか弱い命を明日につなげること、
決して当たり前ではありません。
できてないことより、できたことに目を向ける。
子どもに対してもだけど、
自分自身に対しても意識していきたいですね。
3. 周囲の助けが少ない
毎日子育てに家事に仕事に…とこなしてるママは多いですが、
一人で抱えこみすぎると
余裕がなくなり辛くなってしまうでしょう。
たとえ時間的に余裕があったとしても、
ワンオペで24時間ずっと子どもと二人きりは
精神的に参ってしまいます。
子どもを一人で育て上げられる人はいません。
絶対的に周囲のサポートが必要です。
私たち母親は、自分の命をかけて我が子を出産し、
毎日たくさんの愛情を注いで育ててきています。
愛おしい。誰よりも大切。自分の命に代えてでも守りたい。
もう、その感情が全てではないでしょうか?
”向いてない”、それは、
”助けて!”という心からのSOSです。
一人で抱え込んで自己嫌悪に走るのではなく、
パートナー、実母、ママ友、先生、
誰でも良いので信頼できる誰かに助けを求めてほしいなと思います。
話して辛さを分かってもらうだけでもスッキリするかもしれませんよね。
毎日お疲れさまです♡
今日1日が、あなたと大切な人にとって楽しい充実した1日になりますように。