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【飛鳥II 世界一周 ランドツアー パリ 2-3】オリンピック前特別の景色が見れました

飛鳥II 世界一周クルーズ 42日目の2024年5月17日 、ランドツアー「パリ滞在 3泊4日」に参加していました。
朝散歩した後、パリ市内観光ツアーに出かけ、まずシャンゼリゼ通り付近や凱旋門を観光しました。
ランドツアー 2日目の観光ツアー続き、セーヌ川付近やエッフェル塔をツアーで観光した出来事について
、お話します。


しゃそう

たてもの

ガイドさんに教えていただいたのですが、パリには、1階が店舗、2階は天井が低め、3階以上はバルコニー付き、屋根裏部屋あり、という構造の建物がたくさんあるそうです。

これは、ナポレオン1世の甥っ子であるナポレオン3世によるパリ改造計画の時代、同じような建物建てると税金が安かったためです。
この計画により、市街地が統一的でシンメトリーな都市景観になり、建造物の高さや軒高が連続するようになりました。
当時は、1階が門構えや厩舎や馬車置き場、2階は安いアパートや事務所、3階以上は富裕層の住居でした。
なお、当時はエレベーターがないので、上階や屋根裏部屋が1番安かったそうですが、エレベーターのある現代では屋根裏の1つ下の階が1番高いです。

地区によっては、2階も3階以上と同じ天井の高さの建物が並んでいます。
ここでも、建物の高さや軒高が揃っています。

建物の内部は、リフォームが進んで近代的な住居やオフィスになっているそうです。
歴史のある建物に住んでバルコニーからパリの景色を眺めれるなんて、素敵だろうなぁ・・・とうっとりしました。

ますこっと

町中で、2024年パリオリンピックのマスコット、オリンピック・フリージュを見かけました。
見るとウキウキしてしまいます。
このマスコットは、伝統的なフリジア帽をベースにデザインされたそうです。

はし

アレクサンドル3世橋は、セーヌ川に架かる、グラン・パレの近くにある橋です。
フランス共和国の大統領サディ・カルノーとロシア皇帝アレクサンドル3世の間に結ばれた友好の証として、1900年のパリ万国博覧会にあわせて建設された後、パリ市に寄贈されました。

柱の上の黄金像が、とても美しいです。

本日はパリオリンピックの影響で橋は封鎖され、周りは大渋滞でした。
ちなみにオリンピック影響による封鎖や渋滞は、パリのあちこちで起きているそうです。
予定変わったり、急に起こったりして、パリ市民や観光の人たちは、道路事情の悪化で日々大変だとか。
ですが、つい、こういう渋滞なども「オリンピック前ならではの景色だな〜」と、特別感を感じてしまいました。

こちらは、コンコルド橋の上から見えた景色です。
この橋は、コンコルド広場とオルセー河岸を結んでいます。
エッフェル塔やアレクサンドル3世橋やグラン・パレ、ノートルダム大聖堂やシテ島が見えました。
パリの景色にうっとりしました。

ぎじどう

国会議事堂は、セーヌ川のほとり、コンコルド橋の近くにあります。
元々は、ルイ14世の庶子ルイーズ・フランソワーズ・ドゥ・ブルボンが、1728年に建てたブルボン宮でした。

議事堂は、すっかりパリオリンピック仕様の特別な装いになっていました。
特に感動したのが、真正面にあるカラフルな6つのミロのビーナス像です。
テニス、サーフィン、バスケット、アーチェリー、ボクシング、槍投げをしています。
ミロのビーナスをこんな風にしちゃうセンス、大好きです(笑)。

せーぬ

セーヌ川を擬人化した"La Seine"像です。
フランスの彫刻家ジェラール・ショアンの作品で、横たわる穏やかな水生ニンフにより、川の寛大さを表現しているそうです。

だいあなひ

アルマ橋の近くには、黄金のオブジェ「自由の炎」があります。
1989年にニューヨークの自由の女神像の修復作業に対するお礼として、アメリカからフランスに送られました。
この形、自由の女神の持つ松明の部分を模したものだそうです。

そしてこのオブジェは、ダイアナ妃の慰霊碑でもあります。
というのも、このちょうど真下にあるトンネルで、1997年8月31日にダイアナ妃が事故に遭い、亡くなったからです。
事故を思い出すと胸が痛くなります。

えっふぇるとう

エッフェル塔は、パリ万国博覧会に際して1889年に建設されました。
名称は設計および建設者である
ギュスターヴ・エッフェルに由来します。

まずは、イエナ橋のセーヌ川対岸から下車観光でした。
パリのシンボルであるエッフェル塔、何度見てもその洗練された佇まいにため息がこぼれます。

こちらはバスで近くを通った時に写した下からのエッフェル塔です。
違う角度から見える度に、シャッター押してしまいます(笑)。

ガイドさんによると、エッフェル塔もパリオリンピックの影響で閉鎖や入場規制があり、遠回りする必要がある場所があるそうです。

せーぬがわ

「Yeahーーーー!」って楽しそうな声が聞こえてきたと思ったら、ちょうどセーヌ川クルーズの船が橋から出てきたところでした。
開放的な船でセーヌ川からパリを観光するのも、楽しそうです。

なんきんじょう

イエナ橋の近くに、南京錠がたくさんかかっているのを見つけました。
愛の南京錠といえばパリのポンデザールが有名ですが、ここにもあるんですね。

とろかでろひろば

エッフェル塔のすぐ近くにある大型展示場シャイヨ宮の正面にあるトロカデロ広場では、パリオリンピック用の会場建設が進められていました。

後日談ですが、パリオリンピック開会式にこの会場が現れたとき、「あれだー!」ってとても嬉しくなりました。

にゅーよーく

トカデロ広場の入口近くで、"AVENUE NEW YORK"という標識(下画像右上)を見つけて、「パリにニューヨーク!?」とびっくりしました。

元々は、第一次世界大戦の同盟国・日本の首都にちなんで「東京通り」(Avenue de Tokio) という名前だったそうです。
しかし第二次世界大戦では日本が敵国となったため、パリ解放後の1945年2月26日に友邦アメリカ合衆国にちなんだ「ニューヨーク通り」(Avenue de New-York) に改名されました。
なお、この通りに面する建物「パレ・ド・トーキョー」は、東京の名前がついたままになっています。
通りひとつにも、戦いの歴史が残ってるんですね。。。

おわりに

飛鳥II 2024年 世界一周クルーズ ランドツアー「パリ滞在 3泊4日」2日目の出来事について、お話しました。

バスの車窓からパリならではの建物やセーヌ川周辺を眺めた後、エッフェル塔を下車観光しました。
パリオリンピック前の今しか見れない景色や、エッフェル塔をいろんな角度から見ることができました。

次は、ランドツアー 2日目の続きの出来事について、お話します。


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