【飛鳥II 2024 世界一周 ポルトガル 3/3】リスボンの中心部を周遊しました
2024年5月13日、飛鳥IIは5番目の寄港地 ポルトガル リスボン に昨日から停泊していました。
1日目については、下記記事をご参照ください。
2日目前半については、下記記事をご参照ください。
リスボン2日目の出来事のうち、バイシャ〜バイロ・アルト周辺観光について、お話します。
ばいしゃ
バイシャ地区は、リスボンで最も賑やかな中心の繁華街です。
バイシャは、「低い土地」という意味だそうです。
あうぐすた
アウグスタ通りに入るコメルシオ広場に面した門は、勝利のアーチ(Arco da Victoria)というそうです。
その高さに、思わず口があんぐり開いてしまいます。
通りは歩行者天国になっていて、パステル・デ・ナタのお店やレストラン、お土産物品展など、いろんなお店が立ち並んでいます。
ヴィーニョ・ベルデやポートワインなど、ポルトガルワインの品揃えがたくさんある酒屋さんも見つけました。
先日船内で受けたポルトガルワイン講座の知識が役に立ちました。
こちらは、「Casa Portuguesa do Pastel de Bacalhau」というお店です。
ホカホカのパスティシュ・デ・バカリャウ(Pasteis de Bacalhau 干しダラのコロッケ)が食べれます。
バカリャウは、ポルトガル人にとってのソウルフードなんだそうです。
ポルトガル名産ポートワインとのセットにすると、めっちゃかわいいパレット型プレートがついてきました。
テラスでワインを飲みながらコロッケをおつまみに・・・贅沢な時間です。
ランチは、「Grilled and Company」にて。
ポルトガルならではのシーフード料理と、カルド・ヴェルデ(Caldo Verde)というスープ、ビール「サグレス(Sagres)」などをオーダーしました。
こちらもテラス席で、おいしくいただきました。
りふと
こちらは、サンタ・ジュスタのリフトです。
20世紀初頭にエッフェルの弟子のフランス人建築家によって作られました。
レトロのようなモダンなような雰囲気の外観がとても素敵です。
頂上は展望台で、リスボンの街が一望できるそうです。
ひろば
こちらは、ロシオ広場です。
リスボンの人たちに待ち合わせ場所として親しまれている、街の中心部にある広場です。
円柱の上にあるブロンズ像は、初代ブラジル国王となったドン・ペドロ4世です。
この日はちょうど「ROSSIO SPRING MARKET」が開催されていました。
お土産品から、スイーツ、おつまみ、ドリンクなど様々な出店があり、見歩くのがとても楽しかったです。
たくさん歩いたので、めちゃめちゃおいしい丸ごとパイナップルのピニャコラーダをいただきました。
かんづめ その1
ロシオ広場の西側に、缶詰専門店「O Mundo Fantastico da Sardinha Portuguesa」がありました。
お店の内部は、遊園地か玩具箱のようで、とても賑やかです。
年号がふってある缶詰が壁一面に並んでいて、壮観でした。
つい自分の誕生年のを買っちゃいました。
すーぱー
広場近くのスーパーで、お惣菜売り場にお寿司を見つけました。
日本のお寿司がリスボンに浸透しているの、なんだか嬉しくなりました。
ばいろ・あると
バイロ・アルトは、バイシャ地区の西側にあります。
「高い地区」という意味だそうです。
まずは、テージョ川に近い道を歩いていきました。
しやくしょ
コメルシオ広場からしばらく進むと、市役所があります。
素晴らしい彫刻の建物と、石畳のかわいい広場です。
かんづめ その2
その先にあるのが、缶詰専門店の「Loja das Conservas」です。
店内に入った途端、あまりにもカラフルな缶詰が多数かつ多種類で、心底驚きました。
なんと300種類以上の缶詰を売っているそうです。
さすが、缶詰王国ポルトガルの専門店。
かわいいパッケージばかりで、どれを買ったらいいのか本気で悩みました(笑)。
いちば
さらに歩いていくと、リベイラ市場があります。
こちらなんと、1000年以上の歴史を持ち、新鮮な野菜や果物、肉・魚介類などが売られているそうです。
私が行った時は市場は終了している時間だったのですが、それでも楽しめちゃうのが「TimeOut Market」という大きなフードコートです。
シーフードや、生ハムなどのお肉系、ワインやビール、パステル・デ・ナタなどなど、いろんなお料理を選んで、中央にある座席で持ち寄って食べれます。
どのお店もかなりおいしそうで、目移りしまくりで、見ているだけでお腹空きました(笑)。
たくさんのお客さんで賑わっているのが、心底納得です。
えき
市場の最寄駅は、こちらCais do Sodré駅。
付近のロータリーでも、ジャカランダが綺麗に咲いていました。
次の目的地は坂の上にあるので、ここからバスに乗りました。
余談ですが、ここで、駅の建物内にある有料のお手洗いを利用しました。
最近の有料お手洗い、ヨーロッパでも機械支払いなんですね。
しゅうどういん
カルモ修道院は、1389年建設当時リスボン最大の教会だったそうです。
しかし、1755年の大地震で崩壊してしまいました。。。
地震の威力の痕跡が、外観からも伝わってきます。
ここは考古学博物館でもあります。
守衛さんのいる場所と制服のデザインがマッチしていて、かわいかったです。
きょうかい
こちらは、サン・ロッケ教会です。
1584年に日本の天正遣欧少年使節が1ヶ月ほど滞在したイエズス会の教会で、リスボンでも有数の美しいチャペルとしても知られているそうです。
内部は本当に荘厳で、どこを見てもその美しさにため息がもれてしまいます。
余談ですが、ロウソクが火じゃなくてキャンドルライトになっていて、イマドキだなぁと思いました。
これなら火事にならず、安心ですね。
てんぼうだい
こちらは、サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台です。
公園から、リスボンの街が一望できます。
サン・ジョルジェ城が見え(右下写真中央山部分)、朝にはあそこからこっちを見ていたのかぁとしみじみ。
けーぶる
バイロ・アルト地区とバイシャ地区間の移動は、ケーブルカーのGlória線が便利です。
線路の脇には歩道もあって、歩き移動も可能です。
ただ、坂道は急なので、展望台付近の駅から下り方向へ歩く方がおすすめです。
モダンなアートがところどころ見えるので、鑑賞しながら歩くことができます。
歩きながら「なかなかケーブルカーが来ないな・・・」と思っていたら、なんと修理中でした。
止まっているケーブルカーの運転席や内部をゆっくり観察できたので、修理中の方々に申し訳ないのですが、得した気分になりました。
れんらくばす
飛鳥IIへ戻る無料の連絡バスに乗るため、レスタウラドーレス広場にやってきました。
レスタウラドーレスは、「復興者たち」という意味だそうです。
広場中央には、スペイン支配からの勝利と独立の精神を表す高さ30mのオベリスクが立っていました。
ロシオ広場に近い道には、舗装業者への賛辞のモニュメントがありました。
リスボンの石畳は、職人の手作りによるものだそうです。
連絡バス到着場所に、飛鳥IIの旗を見つけました。
黄色服を着たクルーの方もいて、これで一安心です。
バスの車窓から石畳、ボンパル侯爵広場、エストレーラ大聖堂などを眺めることができました。
自分の足で観光したところ以外の道を通ってくれて、嬉しかったです。
おわりに
飛鳥II 2024年 世界一周クルーズ 寄港地 ポルトガル リスボン 2 日目後半の出来事について、お話しました。
バイシャ地区でリスボンの中心街を散策し、バイロ・アルト地区で教会や展望台を訪れました。
歴史的建築や街並み、そしておいしいものと、色んな角度からリスボンを楽しむことができました。
次は、この日の船での出来事について、お話します。
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