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【飛鳥II 世界一周 ランドツアー パリ 2-2】凱旋門をじっくり観ました

飛鳥II 世界一周クルーズ 42日目の2024年5月17日 、ランドツアー「パリ滞在 3泊4日」に参加していました。
朝散歩した後、パリ市内観光ツアーに出かけました。
ランドツアー 2日目のシャンゼリゼ通り付近や凱旋門をツアーで観光した出来事について
、お話します。


つあー

パリ市内観光ツアーは、ランドツアーに含まれているツアーです。
添乗員さん、日本人の現地ガイドさん、フランス人の現地日本語ガイドさん、と、なんと3人同行でした。
贅沢な構成に、さすが飛鳥のツアーだなぁと思いました。

しゃそう

ゔぁんどーむ

最初に訪れたのは、ヴァンドーム広場です。
ヴァンドーム広場は、ルイ14世のために造られた8角形の広場で、歴史的な建物に囲まれています。
現在は、オテル・リッツ・パリや連邦政府庁舎、宝石店などがあります。

中央の柱は、オステルリッツ(アウステルリッツ)の記念柱です。
アウステルリッツの戦勝を祝賀して、ナポレオン1世が建てました。
円柱の上には、ナポレオンの銅像があります。

こんこるど

次に訪れたのは、コンコルド広場です。
かつてルイ16世やマリー・アントワネットなど1343人が処刑されたフランスの歴史的な場所です。

広場中央には、噴水やエジプトから贈られたオベリスクがあります。
2024年パリオリンピックに向けて、建設が進められていました。

コンコルド広場近くにある、古代神殿風の建物が美しいマドレーヌ寺院もチラ見えできました。

しゃんぜりぜ

次に、シャンゼリゼ通りへ向かいました。
通りに入った途端、向こうの方に凱旋門が見えて、テンション高まりました。
シャン・エリゼ庭園あたりは広い公園になっているので、パリの街の緑の多さにほっこりします。

こちらはグラン・パレ
1900年パリ万国博覧会のために建てられたそうです。
ガラス屋根と石造りの建物の調和や、彫刻や壁画などが、とても美しかったです。

グラン・パレのシャンゼリゼ通り側には、シャルル・ド・ゴールさんの像がありました(下画像の右側)。
彼はフランス第18代第5共和政初代大統領で、救国の英雄であり20世紀フランス最高の政治家の一人とされている方です。
パリの空港も、彼の名前ですね。

こちらはグラン・パレの道路向かいにある、プティ・パレです。
入口部分が遠目にも高貴で美しかったです。

バス窓についてるシールも映ってます。すみません。

カフェやショップが立ち並ぶシャンゼリゼ通り付近は、こんな渋滞っぷり。
バスがゆっくり動く分、車窓からのんびり景色を眺められてよかったです。

がいせんもん

正式名「エトワール凱旋門」は、ナポレオンの命により1806年に着工しましたが、ナポレオンの死後1836年に完成しました。
セント・ヘレナ島に流刑後亡くなったナポレオンの遺体は、1840年にこの門をくぐることができたそうです。

この凱旋門を中心に、シャンゼリゼ通りをはじめとして12本の通りが放射状に延びています。
その形が地図上で光り輝く「星=étoile」のように見えることから、この広場は「星の広場(エトワール広場)Place de l'Étoile」と呼ばれており、「エトワール広場の凱旋門」の意味の「Arc de triomphe de l'Étoile」との正式名称がついたそうです。

れりーふ

シャンゼリゼ通り側の門の柱には、大きなレリーフが2つあります。

左側のレリーフは、ジャン=ピエール・コルトー作の「1810年の勝利」です。
中央で剣を持っているのはナポレオンで、勝利の女神がナポレオンに月桂樹を授けているところだそうです。

右側のレリーフは、フランソワ・リュード作の「1792年の出発」です。
勝利の女神「ニケ」が左手を上げて、フランス軍を導いているところだそうです。
女神の迫力ある顔は、彫刻家の奥さんの怒った顔を描いたものだったそうです(笑)。
ちなみに、この彫刻は「ラ・マルセイエーズ」とも呼ばれ、現在のフランス国歌のタイトルでもあります。

げしゃかんこう

凱旋門は、下車観光でした。
シャンゼリゼ通りにある入口から、地下道を通って、凱旋門の下まで移動しました。

凱旋門は、高さ50m、幅45mです。
真下に立つと、その大きさに圧倒されます。

真下から見ると、壁や柱部分、天井あちこちに彫刻が見えます。
アーチの部分にも細かな彫刻があり、その技術の高さに驚きました。
これらは、ナポレオンの戦いや義勇軍の出陣の様子を描いたものだそうです。

こちらは、第一次世界大戦時フランスのために亡くなった無名戦士のお墓です。
彼らの追悼に手をあわせる人が日々訪れ、聖火や献花が絶えないそうです。

他にも、フランスのために亡くなった兵士たちを祈念する多くのプレートが埋め込まれていました。
これまで凱旋門はナポレオンに関することしか知りませんでしたが、戦争で命を落とした兵士たちを追悼する場所でもあったんですね。

さらに、遠くにエッフェル塔の先端が見えました(下画像左下)。
ちょっとだけ見えるだけでも、嬉しくなります。

ちなみに、凱旋門は屋上に登ることもできます。
屋上では、360度パノラマの素晴らしいパリの景色が見れるそうです。

余談ですが、遠くの方に、新凱旋門と呼ばれる「グランダルシュ」も見えました。
近代的なビルが立ち並んでいるのも見えます。
凱旋門近くとは全然違う景色で、パリの多面性を感じました。

おわりに

飛鳥II 2024年 世界一周クルーズ ランドツアー「パリ滞在 3泊4日」2日目の出来事について、お話しました。

バスの車窓からヴァンドーム広場やコンコルド広場、シャンゼリゼ通りを眺めた後、凱旋門を下車観光しました。
凱旋門をいろんな方向から見ることができ、知らなかった面も学ぶことができ、短い時間でしたが有意義に過ごすことができました。

次は、ランドツアー 2日目の続きの出来事について、お話します。


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