すばらしいお母様:「え?!もうこんな問題ができるようになったの?!すごいね!」
今日も生徒様(6歳の女の子:小1)が授業にきてくれました。
元気に手を挙げて大きな声で答えを言ったり、
テキストを見ながら数字を書く練習をしながら
今日も1時間の授業で 80問以上 の計算を解いていました!
▼6歳の女の子(小1)はどのようなお子様?
初めて塾にいらした時、5歳の生徒様は自宅で計算を学び始めた時期でした。
それから12か月経過し、
ちょうど小4の1学期以降で習う計算に取り組んでいるところです。
計算力は34か月目、暗算力は29か月目(※1)のレベルに
到達しています。
計算力:34か月目
・348-163=
・968×7=
・168÷8=
暗算力:29か月目
・2+40-9+7=
・123-30=
・11×8=
計算力とは、計算の解き方を知っていること。
暗算力は、身につけた計算の解き方を使って暗算で(筆算せず)解けることを指しますが、こういった問題ができるようになります。
(※1)週に2時間の授業でどんな計算ができるようになるのか「絶対できる!暗算力一覧表」で、親御さんにお約束しているものです。
「わたし、算数が得意なんだよ!」
と、熱中して計算を解いている様子を見て、
教えている私も楽しい時間を過ごすことができました。
授業の後、お母様がお迎えにいらっしゃったので
玄関先でお子様の頑張っていた様子をお伝えしました。
お話しているとお母様を見つけたお子様が駆け寄り、
「今日もできた!暗算楽しかった!」
と、やりきったー!!という表情でお母様に話しかけていました。
お母様が
「いつもやる気がすごいよね!」
と、お子様に語りかけながら
「今日はどんな暗算を練習したんですか?」
と、興味を持ち聞いてくださいました。
きっとお子様の頑張った結果を知ったら
お母様は安心されるかなと思ったので、
「今日はこのような問題を練習しましたよ!」
…と、お見せしようとした瞬間!
お子様が「先生!問題出してよ!」
と、リクエストをしてくれました。笑
その場で授業と同じようにお子様に問題を出していきます。
「148ー54=?」
「…94!」
「あたり!」
「28+54ー71=?」
「…11!」
「合ってる!できてるね!」
お母様は目を見開いて驚いたあとパッと笑顔になり、
「え?!もうこんな問題ができるようになったの?!すごいね!
お母さんより早いよ!」
と、お子様に声を掛けていらっしゃいました。
▼6歳の女の子(小1)のお母様はどのようなお人柄?
お母様は働いており忙しい方です。
算数のお勉強を始めたきっかけは、
「小学校にあがったときに算数でスムーズに学んでほしいです。
私が小学生の時に算数が好きではなかったので、
この子には私と違って少しでも好きになってほしいなと思っています。」
とのことでした。
今日のお子様の授業の様子をお伝えしたところ
「年長の時からここに通い計算が大好きになりました。
本人は『計算を楽しい!』と言っていて、家でも一人でやりたがります。
朝起きて、ここの計算を5問解いてから他のお勉強を進めています。
もう算数は何の心配もしていないんです!」
と、うれしそうに笑顔で話してくださいました。
▼楽しい=計算の仕組みや数字に興味を持つこと!
一般的に楽しいというとお友達と一緒にいるから楽しい!とか、
テーマパークで遊んでいて楽しい!という
一過性の楽しさを想像する方が多いのではないかと思います。
しかし算数や計算のお勉強で「楽しい」という気持ちは
一過性の楽しさとは異なります。
お子様が計算の仕組みや数字に興味を持ちおもしろいと思うことで
楽しくなり学んでいけます。
お子様が計算や数に興味を持てるように
計算塾が様々な工夫をするのは当たり前です。
そのうえで「計算がおもしろい!だから楽しい!」という気持ちになった
お子様がその気持ちを継続できるようにと考え、
お母様が「楽しむ」ことに重点を置いたお声がけをされていることに
すばらしいと感じました。
親子で自転車に乗り、明るい笑い声とやり取りが聞こえてきます。
「今日もがんばったね!たのしかった?」
「うん!楽しかった!」
「よしっ。じゃあ今から校庭開放にいこっか!」
「うん!いくいくー!やったー!」
どんどん小さくなっていく後ろ姿を見送りながら
やりとりを聞いていて私も心が温まりました。