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読書・映画の感想文

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たれながすことばとこころ
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#原作

映画メモ68「City Hunter」

忘れとった。 配信後速やかに見たのに!! 私は歌舞伎町っ子なので 歌舞伎町が舞台の作品はやっぱり嬉しくて見てしまう。 興味なくても軽くは見てしまうけど シティハンターは原作持ってたしね! 見ますよ! マンガを映画化すると結構ロクなことないこと多いので 恐る恐るフランス版シティハンター(以下CH)見たことがあるけど 原作への愛に溢れすぎて なんだよ完コピかよ!大好きかよ! と嬉しくなる出来栄え。 それと、Netflixは「カウボーイ・ビバップ」でコケてはいるが(ジュリア

映画3・苦役列車

「苦役列車」という映画をたまたま見て 実は1度目は挫折。 というか放送が確か遅い時間で眠ってしまったような・・・。 続きが見たい~というわけで、再挑戦。 もうもうもうもう、森山未來を観る映画。 腐臭を放つほど育ちに育った自意識を持て余して それでいて「明日から本気出す」ような毎日。 親が性犯罪者って、きついよなあ・・・。 結婚指輪してるおじさんが痴漢するけど ほんと、おじさんはこれ観た方がいいんじゃないか? あんたの子どもがこうなったらさあ、って。 まぁそんなんで止めら

映画4・ビリーバーズ

山本直樹のマンガの映画化。 汚れた俗世よ、さようならー これまたたまたま出会って鑑賞。 ヒトが作ってきた社会。 宗教はその社会に包含されていると私は考える方で 無神論者(欧米でいう意味として)ではなく 文化として宗教を捉えている。 私は入信したけれど全部を明け渡すことが結局できなかったし そういう気持ちとの闘いこそが信じるってことなのかなとか まぁ余計なこと考えるから向かないんだと思う。 で、名ばかり信者(しかも付き合いとかでも入ってたり)。 そういうわけで、「ビリーバ

映画5・この世界の(さらにいくつもの)片隅に

「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」 「この世界の片隅に」は映画館に観に行って 友達にも勧めて一緒にネットフリックスで観て 更にまた勧めて観てたら「あれ?ながい」というわけで 図らずも観てしまった(さらにいくつもの)。 原作も読んでいたので、ここらへん忠実でいいなあと思いながら。 私は日常の強さというものを何となく信じている。 恋や愛も、例えば結婚してしまうと 日常生活の強さに負けてしまう。 圧倒的な現実なのだ、特に育児をしている最中は。 立ち止まることもできない激