ショパンコンクールの楽しみ
ショパンコンクールとは、、についてはウィキペディアなどに詳しく載っているので割愛しますが
出場者や結果が話題になる度に、遠くの国の遠い出来事だと思っていたのです。でも今は大変近くに感じられます。
なぜなら前回のコンクール出場者に日本人が多かったからで、覚えている限りの出場者だけでも、反田恭平さん小林愛美さんをはじめ、角野さんに沢田さん、牛田さん、進藤さん、、まだまだ他にも沢山の日本人が出場していました。
2021年は世界に生配信されていて、時差があるので聞きたい演奏が真夜中になることもしばしばでしたが、、眠かったけれども、秋の夜長に延々とショパンを聴くのもなかなかよかったです。
色々な事を考えながら聴いていましたが、ショパンの音楽を聴くと、普段はぼーっと生きてるのに、あらゆることに思慮深く「なったような」気になるのがツボでした。具体的な変化は何もないのに、です。
ライブ独特の緊張感、そして次のラウンドに誰が進むのか、本当に毎日毎日ドキドキしていましたね。
ピアノが大好きな私にとってはオリンピックやワールドカップを楽しむ方と同じくらいの熱量で、コンクールを楽しんでいました。
ショパンコンクールについて初めて知ったのはブーニンブームの頃。ライブCDを当時良く聴いていました。
演奏者を意識して初めて聞いたピアノがブーニンさんだったので、その後「巨匠」と呼ばれる人々の演奏をCDなどで聴きましたが、退屈で良さは正直良くわかりませんでした。
おそらく自分の勉強不足から来るものだと思いますが、今後ショパンを1曲でも勉強したら巨匠の演奏の良さが少しでもわかるようになるのかもしれません。
どちらかというとブーニンさん、この方の弾き方のほうが極めて特別だったのだと後で知りました。
数日前にショパンコンクールの時のブーニンさんの英雄ポロネーズをユーチューブでTVの大きな画面に表示させて聞いたのですが、すごい勢いを感じさせるものでした。当時まだ19歳、若さと体力が十分な時の演奏動画の迫力といったら。生でみていた聴衆の熱狂が想像でき、なんともいえない気持ちになりました。
次回は、来年2025年開催です。
あの人やこの人の演奏をショパンコンクールでまた聴けたら嬉しいなあ、、と色々思索を巡らせ、楽しみに待とうと思います。
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