育児家事の優先度にメリハリをつける
1日24時間は誰しも平等であるが、こと育児中は特にあれもこれもとやっているとあっという間に時間が過ぎる。そしてその時間は自分にとっても親子としても不可逆なものだ。であれば、優先度を意識する他ない。
時短を意識するタスク
あくまで私にとってではあるが、家事全般にはあまり重きを置いていない。厳密には最低限であればと思っている。
最低限といっても普段から取り組まないと結果的に多くの時間を要することになる。水回りの掃除を蓄積すると大掃除でもとれない頑固な汚れがつくし、片付けを怠ると探し回る時間が余計に発生したり無駄に重複購入したりするし、洗濯を怠ると「洋服が足りない!」と家族が多く購入することで占有面積が増える。
まずはモノを減らす
子育て中は指数関数的にモノが増えていくので、意識的に断捨離していかないと、収納だけ整理しても何が入ってるのかわからない不思議ボックスの山が誕生するだけだ。
脳内メモリーは限られている。
自分がパッと把握できる範囲内のモノに収めるべし。
DM の数自体を減らし、それでも入ってくるものについては、郵便受けからとって部屋に向かうまでにざっと目を通し、不要なものは帰宅してすぐどこにも置かずにゴミ箱行きにするくらいの勢いだ。
時短家電の活用
食洗機や洗濯乾燥機は大活用している。夜寝る前にセットして朝取り出す。
食器は食洗機対応を選ぶし、洋服は着心地の良いシンプルで気に入った服を買い、洗濯乾燥機でグルグル回す。傷んだら買い替える。在宅ウェアと出勤ウェアを別建てで考える。洗濯自体に大きな労力をかけない。(洗濯機は最新モデルを購入し、家電の性能に可能な限り頼る)
人に頼る
水回りについては私が大雑把なのと時間の確保が難しいので、定期的に家事代行サービスの方に来ていただいている。
同じ時間を私がやるより明らかに完璧に仕上げてくれて、週末スッキリした気分で過ごせる。
それと、恥ずかしながら(いや、ここまでも恥ずかしいことしか言ってないが)、裁縫が苦手な私は、小学校のゼッケン縫い付けタスクがハードルが高く、三月四月に孫との交流兼ねてと会合を開いて、ご機嫌になったバーバにそっとゼッケンと裁縫用具を手渡してお願いする。私が時間をかけた割に不完全な出来の縫い方になるよりよっぽど完璧に仕上がる。
優先して取り組むタスク
そこまでして確保した時間で取り組みたいのは子供のことと自分のこと。
登校付き添い
まだ低学年の子供の登校付き添いをしている。登校は意外と危なっかしいし、保育園から小学校に上がって、様子がブラックボックスになったが、登校に付き添い、友達との会話を聞いてるだけでも、子供の友人との関係性やコミュ力などいろんなことが見えてくる。
自分のウォーキングにもなるし、一石二鳥だ。
保護者会などの学校行事参加
保護者会などにはよっぽどズラせない予定がない限り、欠かさず参加している。
まず年間予定表を見て、保護者会や振替休日の日に有休を入れることから私の新年度タスクは始まる。
先生の様子や、子供からよく名前を聞くお友達の親の様子、子供の席配置、机の中が整理されてるかや掲示物など、欠席者に後日配られるプリントより数倍多い情報が得られる。
読み聞かせボランティア
絵本の読み聞かせボランティアに立候補して2年ほど活動した。(クラスに私1人だけしか立候補がいない年もあった)
たかが読み聞かせボランティア、されど読み聞かせボランティア。
どのくらい労力をかけるかは自分次第だ。
私は選書に自分でも若干引くくらいの労力をかけた。
図書館の「読み聞かせにお勧めの本」から選ぶのはもちろんのこと、SNS などでも人気の絵本(その中で読み聞かせに向いてる本)の情報収集をしたり、学校の記録にある過去の読み聞かせ記録から候補の参考にしたり、
いくつか候補を決めたら実際に自分でも読んで、そして自分の子に読み聞かせして反応を見る徹底っぷり。
あの子供達は定期的に読み聞かせに来る私がそんなに準備に準備を重ねていることを知らないだろう、でもそれでよいのだ、とどこかの隠れヒーローめいたことを思っていたところ、
休日にたまたま会った娘のクラスメイトの男の子が私に気付いてくれ、「いつも面白い本を読んでくれるから覚えている。ありがとうございます」と言ってくれて、涙腺がブワッとなった。(娘にはあの子と結婚してもいいよと言った←)
年度末にクラスの子供たちから送られた寄せ書きは大切にしまってある。
なんでも完璧にこなせればいいが、生憎わたしのキャパも能力もそこまで大きくなく、それならば優先度をつけるしかない。
私でなくてもやれる家事に時間を取られるより、世界で唯一の母であり、こんな不完全な私でもママママと慕ってくれる子供たちにとって育児…というか目と心を向けることは私にしかできないことだ。
だからそこの優先度は見誤らずにいきたい。
⭐︎⭐︎⭐︎
最後に。
あれこれ語ってきたが、子供の時間はともあれ、「自分のための時間」は思うように確保できていない。
積読や積聴は溜まる一方だし、運動や学習含め、やりたいことにまだまだ時間を費やせていない。
まだまだ道半ばで改善の余地は大いにある。
#ジブン株式会社マガジン
#タスクの優先度
#時短家事
#時短家電
#子育て
#育児
#家事
#家事代行
#優先度
#登校付き添い
#読み聞かせボランティア
#存在給