唐突に知った息子の夢と目標
毎年、小学校でスポーツテストというものをやっている。
身長体重視力などの測定以外に、上体起こしや握力や50m計測、反復横跳び、ボール投げ、20mシャトルランなど。
その計測結果の共有と共に、意識調査というものも毎年やる。
普段どのくらいスポーツや運動をしているか、どのように取り組んでいるかを聞くアンケートだ。
それを息子と一緒に記入していた。
ほとんどの質問は想定内だったり、実際の運動時間などはこのくらいだよねと一緒に記入していたが、
「目標をもってスポーツ(運動)に取り組んでますか?」
という問いに
「これは"いいえ"でいい?」
と聞いたら
「いや、目標はある」
と言い出し、私は驚いた。(息子よ、すまぬ)
「サッカーのシュートがたくさん入るようになりたい」
のだそうだ。
そしてその為に頑張って練習していると。
👆の投稿をしたのは半月前だ。
私は、息子がそこまで明確に上達したい意思を持ってサッカーに取り組んでいるとは思っていなかった。
サッカー人口と裾野は広く、すぐ近くにも(すぐ近くにさえ)レベチで上手い子はたくさんいて、レッドオーシャンであり茨の道よと、大人の現実的な視点が囁く。
でもそれ以上に、息子が、得意とか人より出来るとかそういった理由ではなく、単純にスポーツとして好きで、周りとの比較ではなく、過去現在の自分からのレベルアップとして、具体的な目標を定め、スポーツ(サッカー)に取り組んでいるという事実に静かに感動を覚えた。
歳を重ね、得意とかより「好き」の探求の方が曇りがちで取り出すのが難しく、そして尊いことを知っている。
息子の夢と目標を、いいねいいね!と応援し続けたい。
そして、いつまでも息子の熱狂サポーターであり、最古参のファンであり続けたいと思っている。