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干してても栗は栗

わたしが中学か高校の頃だったと思うのですが、母が作ってくれた栗と鶏肉の炒めもの。
めちゃめちゃおいしかった記憶が🥰
こういう記憶というのは時が経つにつれて美化されてくるから話半分に聞いてね。
鶏肉と剥いた栗と玉ねぎ、椎茸を炒めただけで、特に変わった調味料を使っていたわけでもないのに、うわっ~!おいしい~!な炒めものでした。

自分でも一回くらい作ったような記憶もあるのですが、定かではない…

いわゆるタダの鶏肉炒めに栗が加わっただけの話なんだけど、栗の力は偉大よね。
栗って二回も皮を剥かないといけないから、ほんとに面倒なんだけど、その面倒を補って余りあるおいしさを栗は持っていると思います。

芋栗南瓜というけど、芋もかぼちゃも敵わない栗の威力すごいよ。

こんなに栗を褒めておきながら、今回使ったのは生の栗ではなく干している勝ち栗。
かなり味のレベルは落ちるけど、腐っても鯛という諺をまねて「干してても栗」という諺をわたしが作った😉

干した栗はひなたくささもあるけど、それはそれで滋味があると言い換えたらいいだけだしね。

栗→勝ち栗
鶏肉→高野豆腐
こんな具合にメイン材料を乾物に変更して作ったので、本来の鶏栗炒めほどおいしくないだろうなぁと思いつつ、食べ始めたら、思いがけず乾物の働きがすごい✨🥰✨

特に高野豆腐は「煮物の一材料」というポジションから離れて料理に組み入れると、けっこう可能性が大きい食材なんじゃないかなと思います。

高野豆腐組合の回し者みたいなことを言ってますね😇


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