多様性だけを認めることが多様性ではない
リッセンバーです。
書きたかったんで書きました。
このご時世、多様性がどうとか巷で溢れかえっていますが、多様性を意識する上で忘れるべきでないことが一つあります。
それは、
多様性だけを認めることが多様性ではないこと
です。
どういうことかと言いますと、「多様性を認めない考え」も認めないと多様性ではないよってことです。
例えも入れて説明してみます。
今ジェンダー平等やLGBTQが騒がれていますが、ジェンダー平等やLGBTQだけ認めるのが多様性ではありません。
男性至上主義だとか女性至上主義だとかトランスジェンダーは認めないとかいった考えまで認めてこその多様性です。
ジェンダー平等とかも言わば一種の思想な訳です。同じ思想として、障害者差別や性別差別と十把一絡げにできる訳です。
「多様性を認める」とは様々な性別、年齢や価値観、思想などを認めることであり、少なくともジェンダー平等だけ認めるとかLGBTQだけ認めるは多様性を認めているとは言えません。
上の文章を読んで下さっていれば分かると思いますが、多様性を認めることは相当難しいです。軽々しく言うべきではないですね。
今、多様性の受け入れが進んでいないのもこういう理由があると思います。
で、多様性を認めるにはどうしたら良いのかなんですが、少しずつ認めていったら良い気がします。
小さなことでも良いのでちょっとずつ人それぞれの考えを受け入れていったら良いと思います。
では。