初めてコーチングセッションを提供してみて思ったこと
先日、練習ではあったが、Zoomでのコーチングセッションを提供する機会があった。
自分自身がコーチングを受ける中で、コーチングの良さを実感できているので、提供する側にも回ってみたいと思っていた。
これまでは、コーチングを受ける側だったが、初めて提供する側になった。
コーチングの動画セミナーで、独学であるが学んできたので、試しにやってみようかという軽いノリでやってみた。(練習ということもあり)
一応、コーチングセッションの流れと質問リストのようなものを用意し臨んだ。
初対面の人に対して、約2時間のセッション。
(今振り返ると、初回にしてはハードルが高かったと思う。)
最初は自己紹介をして、その後、セッションに入っていった。
何を話したいかを相手の方に聞き、進めていった。
質問をしていったのだが、質問攻めのようになってしまった。
1時間を経ったころ、少し打ち解けた感じもあり、10分ほど休憩してからセッション再開。
後半はリラックスしてでき、相手の方の表情も明るくなったように感じた。
<やってみての感想>
・時間が長く感じた
時計も何回も見た
・緊張した
わたしは最近はそこまで緊張することはないが、今回は緊張したようだ。本業で役員報告するときと同様脇汗がすごかった。
・何を質問してよいか分からなくなり、無言・沈黙になってしまった
・提案、アドバイスしたくなってしまった
・用意していた質問リストに頼っていたこともあり、質問攻めになってしまった
・用意していた型(質問)より、フリートークで話した方が引き出せた
・前半はかなり質問をしていたが、その割に話してもらえなかったのは、信頼関係が構築できてなかったからだと思った
・信頼してもらえたのは、私が役に立ちたいという姿勢を見せていて、自分のコーチングを受けた経験を話し、自己開示したからかもしれない
・振り返ると今回は、コーチングでなく、コンサル要素が強いセッションになったかもしれないが、それを相手が望んでいればいいのかもしれないし、相手の役に立てたならそれでよいと思った
(今回の相談はビジネス・起業に関するもので、わたしが全く経験したことがないことだった。
どうしようか、何を聞いたら良いか途中頭が真っ白になったが、ちょうど先月まで受けていたライティングの講座で学んだことが役立ちそうだったので、それをもとにアドバイスしたり、学んだことを伝えたり、質問したりした。)
・相手の方が自分で答えにたどり着いた瞬間の嬉しそうな顔が良かった
喜んでもらえる体験ができて良かったし、自信にもなった。
<相手の方の感想>
・言語化が上手
・待ってくれるので話しやすい 心地よく話せる
・いいですね、必要ですねと言ってくれて、自信になる
・受け入れてくれる感がある
・焦らず待ってくれる
・落ち着き、余裕感がすごい
・雰囲気作り(余裕感・間の持ち方)が良かった
・自分が本当はこう思っていた、と引き出してもらえた
と、嬉しい感想をいただけた。
自分では、言語化が逆に苦手と思っていたし、落ち着いて見えていても何を話そうかと内心焦っていたのだが、逆にそのことで安心感を与えることになっていたというのが、意外だった。
セッションを提供する側になって、自分自身のことをより知れたのも良かった。
今回いただいた感想を踏まえ、自分のスキルを上げていき、自分の良さもより方向に活かして、自分なりのセッションを作っていきたいと思った。
そして、悩んでいる人の少しでも役に立てるよう価値提供していきたいと思った。
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