ワインを学び始めた理由1
安うまワインを飲みたい
ワインを学び始めた理由。それは安うまワインを選べるようになりたかったから。
イタリアンとかビストロとか、ちょっとシャレオツなお店で、そこそこ安くてそこそこ美味しいワインの選び方を知りたかったからだ。
ちなみに、イタリアンとかビストロが好きというのも、子供のころ日本でイタメシブームが起きたことと関係あるんじゃないかと思う。カプリチョーザで初めて食べたバジリコスパゲッティの衝撃は今でも時々思い出す。戦後日本で広まった西洋料理の洋食が、さらに家庭料理となり、食卓にのぼっていたミートソーススパゲティとかナポリタンだけじゃないんだ!また食べたい!でもそんなにしょっちゅうカプリチョーザこれないな…しょんぼり。
(今となればカプリチョーザのバジリコスパゲティも本場のものとは違うような気もする)
その頃はまだ子供で、母親ががっつり手料理を作りたい人だったので、バジリコスパゲティを作ってくれないかお願いしてみたけれど、家で出てくることはなかった。
話を元に戻すと、そこそこ安くて美味しいワインを知りたくて、本もいろいろ読んだ。でも本で紹介されるワインは、高級ワインとか有名なものばかりで、日常的に飲むには全然現実的ではない。もちろん日常的に飲んでいるひとも、現実にはいらっしゃると思うけれど。
高級ワインの魅力はある程度知識がないとよくわからない、ということはわかった。
レシピ本も読んだ。ワインに合う簡単おつまみ、みたいなタイトルで、おつまみは本当に簡単で美味しくて参考になった。でも紹介されているワインをどこで買ったらいいのか分からない。近所のスーパーに、似たようなラベルのものはあるけど、ちょっと違うようにも見える。通販で一本だけ買うのも気が引けるし、本に載っているものと全く同じワインが意外と見つからない。
品種とか、ビンテージ(製造年)が違えば、味も違うらしいということは、本を読んで分かっていたけれど、実際の選び方に繋がらなかった。
目的は達成したのか
というわけで、もうそれならいっそのこと、習いに行こう!基本がわかれば多少は選べるようになるはず!と思い立った。それから約3年。
今は、そこそこ安くて美味しいワインを選べるようになったかも、と思ってる。
ということは、目的は達成できたのかも。
そっか。達成できた。