趣味のワイン資格取得後はみんなどうしているのか
趣味のワイン会をしているひと
主催者の趣味100%の世界
先日とあるワイン会にお誘いいただいた。
そのワイン会の目的は、主催者の方が好きなワインを、その方が好きなお店で、気の合う仲間と楽む。それだけ。
特にワインコメントを求められることもない。主催者が何しているひとなのかもよく知らないし、招待されたひと(わたし含む)が何者かも問われない。
ただワインが好きなだけでよし。楽しく過ごせればよし。
控えめにいってもサイコーオブサイコーな会だった。(もちろん会費をお支払いします)
まず出てくるワインのラインナップ。
あまり詳しくは言えないのだけれど、まず、グレートビンテージのシャンパーニュが3本。え、これ一度に飲んでいいの…?
その後に続く白も赤もグランクリュだし、今となっては手に入りづらい日本ワインも登場するし、もう参りました、というラインナップ。
さらに翌日には、主催者さんのテイスティングコメントと独断でつけた評価ポイントが送られてくる。
これを月に1度は主催している。(もしかしたら知らないだけで、他にも主催している可能性はある)
趣味のワイン会の集大成
このワイン会に感動したのは、主催者さんのの英知が、このワイン会に集約されていること。まさに集大成。
全てが秀逸。
しかもこの段取り全てを(多分)ひとりでこなしている。
そこを分かってくれるひとを呼んでいる、ということかもしれないけれど。
曰く「これが趣味だから。来てくれたひとたちに楽しんでいただければ、それが何より」とサラッとおっしゃる。(もちろん楽しんでます!!)
ワイン資格のその先は
趣味でワインの資格を取ると、その先を考えずにはいられない。
資格取得までの道のりが想像よりも(お金も時間も)大変で、「せっかく取ったけど、このバッジどうしようか…」となるパターンが多い。
ワインが好きで少し知識が欲しくてワインスクールに通いだしたら沼にはまり、仕事を辞めてワイナリーをつくることにした、みたいな話も聞く。
未経験からワイン業界に転職した方もいるみたいだし、わたしの友人も転職活動中だ。
でも大多数は、資格取得後に何かを目指すよりも、好きなワインが自由に飲めるようになって、もっと好きになった。頑張って取ってよかったね。というところ落ち着くような気がする。それが当初の目的なのだから、それでいいのだと思う。
しかし今回の究極の「趣味のワイン会」を経験し、好きをこんな形で昇華させることもできるのだなぁと感動してしまった。
できることはなんだろう
ワイン会
わたしもいつか、こんな素敵なワイン会を開ける大人になりたい。
っていやもうすでに十分大人ですし、さすがにこんなにすごいワインたちを買い集める時間も財力もありません。
では、なにをするか?
せめて、気の利いたタイミングで、気の合う仲間たちに声を掛けられる大人になりたい。
ワイナリーツアー
ワイナリーツアーも実現したい。
それから素敵なワイナリーさんを訪問して、インタビューして、それをどこかに書いて、たくさんのひとに読んでもらいたい。
そして、ワインを知るとこんなに世界が広がるよ、ということを伝えられるひとにわたしはなりたい。
結構いろいろありました。
わたしの小さな目標。
みんなはどうしてる?