瞑想というスペース

リーディングセッションする前に、必ず短くとも30分は瞑想状態になる。　　　　

自分の身体を含むエネルギーフィールドに瞑想前に実施していたこと、瞑想後に実施しようとしていることからエネルギーを取り戻し、余分な思考や周囲からの思惑など流し出すために。今この瞬間に戻ってくるために。


瞑想を通じて地球の中心にグラウンディングしてから、頭の中心にただただ腰をかけるように佇む。エネルギーは流れ続ける。


振返ってなぜ自分は瞑想を始めたのか。
瞑想には何かがありそうな気がして純粋に興味を持ったから、という流れがきっかけだったように思う。


よく聞かれる質問は、「瞑想するとどんな効果が得られますか？」ということ。


瞑想は特定の効果又は何かを求めてやるというよりも、瞑想を続けていく過程で、副次的にいろいろな状態が変化していくように思う。最初からこのような状態になろうと意図している感じは無い。瞑想そのものは、日常のプロセスであり、私には大切なスペース（時・空間）になっている。


副次的に状態が変化したことを思いつきで上げてみると。
・怒りが治まり内面が静かになった
・必要に応じて周囲や他者のエネルギーと上手に切り離せる
・何をやって、何をやらないかを決めやすくなる
・続けてきた武術の動作に柔らかさが出てきた
・過去と未来に心を奪われずにこの瞬間に向き合える


もちろん、上記の状態は日々変容していくものであり、ここまでできたらOKというような基準は持っていない。大切にしているのは変化を楽しむこと。変化することに責任や義務を負い過ぎずに緩やかでいること。


何よりも瞑想そのもののスペースが楽しい。


質問に対する一つの回答としては、
「瞑想の効果は、人それぞれの体験と言えるので正直わかりません。しかし、瞑想は人生を豊かに彩ってくれるプロセスになる可能性はあるかと思います。日常化していただくことをおススメします。瞑想に心が惹かれるようなら」




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