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AI勉強会で、新しい気づき・学びを生み出す〜垣根を超えたら、視界が変わった〜

こんにちは!Rise UP編集部です。
グループスローガンである「垣根を超えたら、視界が変わった」を体現するメンバーにグループの垣根を超えた挑戦とその経験から得られる新しい気づきや学びについて聞いてきました!


グループスローガン「垣根を超えたら、視界が変わった」

2022年、カラコンのECサイト「モアコンタクト」(以下、モアコン)の運営や卸事業を主幹事業とする私たちRise UPと、カラコンやコスメの企画開発を行うT-Garden社、そして、カラコンのECサイト「ホテラバ」を運営するホテラバ社はグループ会社となりました。

そして今年4月にはEngine社がグループ会社になり、グループMISSIONである「なりたいを叶える」の実現に向かって更に邁進していくとともに、7月には新たな期を迎え、今期のスローガンを設定しました。

これまでグループ間でのつながりを強化してきましたが、今期はさらにその生まれたつながりを活かしながら垣根を「超える」ことで今までとは異なる視野・視座・視点から自身の視界が変わったと感じてほしいという想いが込められています。

今回は、グループ会社T-Gardenの坂巻さんがグループを巻き込んで、社内勉強会を企画・開催することで自らの視界が変わったエピソードをインタビューしてきました。

坂巻 隼人(さかまき はやと)X-Tech Div所属
T-Gardenの中途採用に新卒のタイミングで入社し、通販事業部で製作 / MD / 広告 / WEBマーケティング、メディア(ガルモニ)運営 / WEB構築、マーケティング / データ分析 / BIツール導入、WEB開発、コスメ事業部、X-Tech データプラットフォーム / 業務改善 / DX と自社のこれまでのサービス・プロダクト全般に関わっている。現在、初心者〜業務でAIを活用する方までグループ全員を対象としたAI勉強会を企画運営している。

ー坂巻さんが、AIに関する勉強をはじめたきっかけを教えてください。

元々X-TechでDXや業務改善を推進していて、2年前にChatGPTがリリースされて話題になっていた時に使ってみたら「本当にコード書かなくて済むな」とか、業務改善するならこれは絶対に使った方がいいと感じたのがきっかけです。それから多くのサービスがリリースやアップデートがあり、情報収集をしていました。

ーグループAI勉強会の実施へと変化した背景を教えてください。

(T-Gardenの)山本社長と「これから生成AI使えないとやばいよね」「それをもっと社内の人に知ってほしいね」という会話をしていて、それから3ヶ月に1回開催している全社会議で生成AIの最新情報やオススメの活用方法を共有することにしました。

生成AIの精度が十分に向上し、利用することで大きく業務効率・精度が向上することを僕が身をもって体験できていたことを背景今期からは実際に手を動かす機会をつくり体験してもらうことで、グループ全体の生産性を高めたいと考え企画しました。

ーグループ全体でAIの関心度が高く活用する人が増えていますが、
坂巻さんは現在、業務の何割ぐらいAI活用できてますか?

そうですよね。
普段コードを書いたりするんですがその点はほぼ100%活用できています。まずこういうことがしたいよという要件定義をまとめて、AIに投げてあげるとすぐ返ってくるのでチェックだけしてうまく行けばそのまま使うこともありますね。

グループをまたぐ勉強会を企画。その苦悩とは

ーAI勉強会を企画する上で大変だったことはありましたか?

一番大変だったのは、ハンズオン形式で必ずその場で体験してもらえるよう設計することでした。
僕もいろんな勉強会に参加しますが、講座型で話を聞いているだけだと集中しづらく身につかないし、聞いてるだけではつまらないと感じる経験があり、AI勉強会に参加してもらうなら有意義で楽しいと思ってもらいたいと思っていました。
細かいところでは、少しでも参加しやすいように業務時間内で開催できるよう事前に役員にも許可どりを行うなどの配慮は行うようにしました。

ー3回ほど実施されていますが、その都度アップデートはされているんですか?

毎回してますね。
参加者を応募するタイミングでアンケートを取っていて、期待していたものが違うというのを防ぐために、アンケート結果に合わせて内容を変えたりしています。
1回目は一度使ってみましょう、という初級内容で、2回目は実際にクリエイティブ作ってみたり。3回目は業務改善系の内容に特化し紹介したりと各回、様々なテーマに分けて実施しています。

ー勉強会を実施する上で大切にしていることはありますか?

使ってもらわないと意味がないんで、終わった後も使いたくなるようにどうしたらできるかなっていつも考えています。
そのため、できるだけ聞くだけとかアーカイブ見るだけにならないようにしています。
その場でコメントしてもらってできるだけ参加型にしたり、2回目は実際にその場で作った画像や動画をそのままその場であげてもらったりしています。

ー勉強会の中で、実際に参加者がクリエイティブをつくるんですね!

はい。パチンコの女の子を生成される方とか、面白い画像生成してくれる方がいて(笑)
つくる工程や完成したクリエイティブを見ながら、みんなからコメントをもらってというようなギミックを入れながらやった方が面白いかなとか考えながら企画しています。

ー参加者の感想とかフィードバックはどのようなものですか?

毎回アンケートは送ってるんですけど、回答いただいてる方たちは楽しかったですよとか満足度は高くいただいてるんですけど、 全部回収できてるわけじゃなく3割くらいの方の回答なんで、そういう人たちがどういう感想だったかなは逆に気になってる感じですね。

「垣根なんてない」挑戦の先に新しい気づき

ーグループを巻き込んだ勉強会を実施して感じた、自身の気づきを教えてください。

もう3社の中に垣根とかなくて普通にテーマ的に面白ければ参加してもらえる、一緒に学べる環境がグループの中にあるんじゃないかなっていうのは、今回気づけたことです。
実際に3回実施して、合計で193人の方にご応募いただいて、 T-Gardenだけじゃなくてグループ全体の方に参加いただけてすごいありがたかったですね。生成AI自体がさっきもお話にあったみたいに注目度が高いっていうのはあるとは思うんですけど、会社の枠組みにとどまらないで、興味あることだったら参加いただけるっていう環境がグループにあるんじゃないかなと思います。

ーグループのスローガンを体現していくにあたって、これからどんなチャレンジをしていきたいですか?

業務改善を行なうことが普段のメイン業務なので、生成AIだけじゃなくて、そちらでもお手伝いできるところがあれば、会社関係なく様々なチームのお手伝いできればと思っています。

あとは、勉強会自体も勉強会って形でやるのと、実際にオフラインとかで話しながらワークショップ形式でやるのとまた違うと思うので、現状にとらわれず新しい勉強会の形を提案できたらと考えてます。
例えば、少人数10人くらいで実際に業務で使う内容を元に話しながら進めるやり方もより仕事に直結して、本当に必要な人に必要なことをレクチャーできるし共有できると思っています。

今回やってみて、垣根っていうほどの垣根はないと実感したんですよね。グループのいろんな方とお話しして、そこから生まれる新しい取り組みにチャレンジできたらいいなと思っています。

ーありがとうございました。


あとがき

グループメンバー全員が参加可能なAI勉強会を常にアップデートしながら企画実施してきた坂巻さん。主体的にグループの垣根を超えてきた彼から「もう3社の中に垣根はない」という力強い言葉がとても印象的でした。

グループスローガンインタビューでは、「垣根を超えたら、視界が変わった」を体現するメンバーにグループの垣根を超えた挑戦とその経験から得られる新しい気づきや学びについてインタビューしていきます。次回をお楽しみに。

▼「垣根を超えたら、視界が変わった」グループスローガンインタビュー

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