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夏休み特別プログラム「ホットケーキはなぜふくらむの?」

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むすびつくばライズ学園「夏休みバージョン」期間中は、8つの特別講座を企画しています。
特別講座は、地域で活動している人たちをお招きして、色々な学びを提供いただいています。
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2024年7月23・24日

今日は、調理×理科の特別プログラム「ホットケーキはなぜふくらむの?〜炭酸水素ナトリウムの熱分解〜」を行いました。

市民センターの調理室で、昨年度まで理科のスタッフをしていた八畑博子さんが先生です。

最初は、小麦粉と卵だけのホットケーキをデモで焼いてもらいました。

「これだけだと あんまり膨らまないのはなぜ?」

「そう、ふくらませる材料が足りない!」

みんなで 市販のホットケーキミックスの原材料を見ると…ふくらませるための材料は どうやら「ベーキングパウダー」のようでした!

子どもたちはその後、ベーキングパウダーが入った 市販のホットケーキミックスで、1回目のホットケーキ焼きに挑戦しました。

1回目が焼き終わったあたりで、2回目に挑戦する前に、八畑さんから話がありました。

ベーキングパウダーの中には、「炭酸水素ナトリウム」という成分がふくまれていて、熱が加わると、「二酸化炭素」と「水」が発生するんだそうです。

「じゃあ、ホットケーキをふくらませているのは、どっちかな?」
中高生が答えてくれて、「二酸化炭素」が正解。

「ホットケーキをふくらませるには、出てくる二酸化炭素を最大限に活用してみるといいかも。」
「それってどういうとき?」
「ぷつぷつと空気の穴が空いてきたときのタイミングがあるよね。」
「そのあたりでよく見て、ひっくり返してみよう」

1回目の挑戦より だいぶ ふくらんだ子も!
みんな良いタイミングで上手にひっくり返していました。

ホットケーキがふくらむ理由なんて、考えたことがなかったスタッフも、とても勉強になりました。

八畑さん、ありがとうございました!

オープンスクール(視察研修会)へのご案内

むすびつくばライズ学園では、定期的にオープンスクールを開催しています。子どもの支援に携わっている方、これから関わる方、教育委員会担当者の方を対象に日々の実践や大切にしていることをお伝えしています。※子どもたちの様子を見ていただく機会ではありません。
直近では8月19日、夏休みスペシャルバージョン、視察研修としてのオープンスクール開催を予定しています。むすびつくばを協働で運営する ウニベルシタスつくば の代表で、『ソーシャル・ファシリテーション「ともに社会をつくる関係」を育む技法』の著者 徳田太郎さん によるミニ・ファシリテーション講座 も含めて、たっぷり4時間、ケースをもとに、話しあい、聞きあい、思いを共有する時間をもうけます。
記事を読んで、ここが気になる!という方はぜひお越しください。
お申し込み・詳細は下記からご覧ください。

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RISE(リヴォルヴ学校教育研究所・むすびつくば ライズ学園)
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