辞める訓練を普段からすることで、より生きやすくなる
人は、それぞれ色んな性格を持っているよね。
で、その性格の中でも、私がマジで周りから理解されない性格と、
その性格が悪く働かないために、心掛けてることを、
今回は書いていきたいと思います。
イメージや言葉の撤回にものすごい恐怖
私は、初めて会った人に対しては、あまり人見知りをしなくて、
割と天真爛漫にしゃべれる人です。
けど、2回、3回と会っていくうちに辛くなってきて、
一緒にいるのが辛くなったり、あまりしゃべれなくなる。
過去の自分に自分が縛られるというか、
つい初対面だといつもよりも明るくふるまってしまって、
2回目3回目とそのテンションでいられなかったりとかするんだよね。
先日、こういう動画を見つけたのだけど
「HSS型HSPの一度ついた印象を保つのが辛いという特徴」
という言葉を見て、めっちゃうなずいてしまった。
同じ理由で、人に宣言するってのも苦手。
言ってしまったから、と必要以上に縛られて、
でもどうしても心が進まなくなるから一歩も進めなくなり、
かといって、覆すのも怖すぎるから、撤回も出来ない。
この状態ってこじらせると、
何年も何も進まない状態になっちゃうよね。
ちょっと書いてるだけでも、すごくもったいないことだなと感じる。
恐いことほど、普段からやって慣れる
これが、HSS型HSPだけの悩みなのか、
そうでないのかはわからないけど、
こういうので悩む人は、一つあることを提案したい。
それは
「人からの自分のイメージを壊すことを日ごろから心がける」こと。
つまり、撤回したりすることを「しちゃいけないもの」とせず、
逆に普段から心がけて、日常のこととするわけです。
何事も、最初とか久々にやったりすると、
すごく緊張したりするもの。
そして勇気よりも恐怖が勝ると、
怖くてできずに、進まなくなったりする。
「何かを辞める、撤回する」ってこともそれと一緒で、
普段やっていないと、いざやる時に凄く怖いだろうし、
普段からやってれば、抵抗感はめっちゃ少ない。
イメージを覆すのが怖いのなら、
逆に普段からちょっとずつイメージを覆してったらいい。
とはいえ、人に大きく影響が出るところで撤回すると、
文句がたくさん来ることはわかりきってるから、
最初は、撤回したところで別に影響ないところから撤回してみる。
「前はこの漫画が好きって言ってたけど、今はこの漫画が好きなんだー」
こんなところからでいい。
「今はこの食べ物にハマってるー」とか
「こないだこのスポーツやってみたけど、飽きたから今これやってる」
等々・・・
変えたところで、聞いた人にとったら
何の影響もないことからやっていく。
すると、だんだん覆すことにも抵抗がなくなってく。
本当はもう心が向いていないのに、
過去に自分が言ったことに縛られて
今を生きれなくなるってことがなくなるのです。
人間関係でも一緒。
そうやって昔のイメージとかに縛られて、
今の自分を出せないってことがだんだんとなくなってくるんだ。
大事なのは、自分の心に区切りをつけること
ここまで書いて、たぶん見てる人は
「そんなとこまで気にしてねぇよ、自意識過剰じゃない?」
って思うだろうなって感じる。
実際、そうなんだろう。
私自身も、人が少し変わったところで、あまり気づかないし、
趣味趣向が変わっても「そんなこともあるよね」で終わるもの。
自分のことは気にしちゃうけど、
人のことってそこまで見てないよね、人って。
ただ、こういうことに悩む人は、たぶん子供の頃から、近しい人に
「続けられないことは悪いことだ」と擦りこまれ続けた人、だと思う。
そのトラウマってのは、その人が傍にいなくなっても、
心の中には残り続けて、今度はその人に変わって
自分に自分が「それは悪いこと」って言い出すようになるんだよね。
だからこそ、自分に対して、区切りを宣言するのがいいのだ。
言葉にして、今は違うところに心が言っているってことを
宣言することで、思い切り新しい方向にアクセルが踏めるようになる。
もちろん人からも、今の自分の趣味嗜好が理解しやすくもなって、
より仲良くなれる可能性も秘めてる。
今を生きることをしやすくなる、この「撤回する訓練」
ぜひ、撤回することが怖い人は試してほしいです!