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【sketch in the city #6】流れに沿って


好きな映画のジャンルは、
ヒューマンドラマ

主人公の生き方や、感情を描いた作品を観るのが好き。
本の物語も同じ。

アメリカでスケッチイラストを始めた時に、
ただひたすらぼ〜っと公園で人々を眺めていた。

みんなそれぞれのその瞬間を自分自身や家族や恋人、友人たちと過ごしている。
読書したり、昼寝をしてる人もいた。

私はその時に
“もっと流れに身を任せていこ”
って思えた。

公園でぼ〜っとする時間なんて、
働きはじめてからなかった。
仕事に追われ、家と会社の行き来の繰り返し。
周りと比べて自分を責める日々。
何も楽しくなった。

流れに身を任せて生きることは、
完璧主義で、すぐに物事を深く考えすぎてしまう自分には必要なことだった。

毎日、家事も仕事も趣味も忙しくて時間が足りない。
それでも自分に合った過ごし方をすることで、感情も、表情までもが変わる。

それから、きっちりとした目標は立てなくなった。
例えば、○○年に何をする!みたいな。
具体的な目標を立てるのは良いこと。
でも私にはそれがプレッシャーになってしまう。
だからざっくりとした目標に向かいながらも、もっと今を生きることにした。
流れに身を任せながら。

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risa / illustrator
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