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人生の宝もの、イラスト

最近、イラストを描いていて
自分が目指すものを見失いかけていました。

自分が描きたいものよりも、
他の素敵なイラストレーターさんたちの活躍を見ていて、あれも良いこれも良いと色んなジャンルに手を出そうとしていたと思います。

もちろん、イラストレーターとして
より多くの方に知って貰えるようになりたいけど
私にとって
それが全てではないことに気付きました。

instagramでいつも拝見している
イラストレーターさんが
これまで描いてきたものを手放して
ジャンルを変えた経緯をお話しされていて
その中で
描きたいと思わないものを考えた
と仰っていてハッとしました。

「今日も自分らしく」
と思えるようなイラストを届けることが
いちばんの願いであり
それなら私が私らしいイラストを描かないと
伝えることができないと思いました。

なぜ、ここまで「自分らしく」
にこだわるのかというと

もっとあの子のように性格が明るかったら
可愛かったら
頭が良かったら

と、昔は人と比べてばっかりで
自分自身のことを受け入れようとせずに
何をしてもできない自分を責めていました。

でも、そんな私が海外に行ったときに
見た光景は
他の人のことなど気にしていなくて
ファッションも髪型も、生活そのものを
シンプルに自分らしく過ごしているひとたち

その姿を見て私は私でいいんだ、

自分のことをありのままに受入れ
好きなものを好きと言えるようになれました。

同じように悩んだり、苦しんだりしている方へ
イラストを通して
自分らしく生きることの大切さ
を伝えたいって強く思っています。

だから私が描きたいものとは、
ひとの暮らしが見えてくるようなイラストだと
改めて気づくことができました。

このイラストは、
アメリカで展示予定だったものですが
額縁が壊れてしまい
日本に持って帰ってきました。

近所のよくいく公園で
スケボーを練習をしていた少年が
何回も失敗して、挑戦していたのを
スケッチしたもの。

何度も立ち上がる少年にパッと浮かんできたことばが
“Everything will be okay in the end”
最終的にすべて良い結果になるという意味

我ながらですが、
このイラストをみると
ホッとするしどんなこともがんばれる気がします。

そんなふうに
見ていただく方にも思っていただけるように
ただただ好きを続けていきたいです。

今日は、仕事に行く前に少し描いて
帰ってきて家事を終わらせてからの30分だけ
自分時間を作ってイラストを描きました。

イラストを描いている時間は
私にとって大切で宝もの。

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risa
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