なかま

「仲間」に恵まれた人生だと思っている。

小学校の合唱部で出会った仲間も、
中学校高校の吹奏楽部で出会った仲間も、
とっても大好きだった。
仲間一人一人に尊敬できる点があって、
みんなが頼れる仲間だった。

高校までの仲間に恵まれすぎて、
大学に入ってから同じような仲間ができるか
心配だった。

いざ大学に入ってみると、
学部特性上、ある程度の大きさの
人間の輪が出来にくく、
サークルもサボりまくった末自動退会になった為
大学内で友達はできたが
仲間はできなかった。

しかし、大学生になって
バイトという場所に仲間ができた。

高校生の時に通っていた予備校で、
そのままバイトをさせてもらっているのだが、
昨年までいた同学年の女子が辞めてしまい、
今同期は男子5人と私1人という
とてもアンバランスな構成である。
(逆五等分の花嫁とか言われたりする)

こうなることがわかった時、
少し不安だった。
男子には男子の世界というものがあるし、
女子には女子の世界というものがあって、
私は5人の中に居場所があるのだろうかと
心配だった。

しかしそんな心配は全くいらなかった。

私の場所はちゃんと5人の輪の中に、
輪の一部として用意されていた。

彼らと会う度に、
同期がこの人達でよかった
ずっとこの6人でいたいと
思える人達だ。

私は他の5人のことをとっても尊敬している。
名前を伏せて書くが、
同期Aは底なしの優しさを持っている。
同期Bは好きなことへの情熱がすごい。
同期Cは人を巻き込む力がある。
同期Dは他のこととの両立が上手い。
同期Eは人をよく見ている。

そんな5人の中にいて、
自分が見下されてるんじゃないかとか
自分に自信をなくしたりはしない。
5人も私を尊敬してくれているのが
伝わってくる。

お互いに尊敬し合う、という
仲間作りにおいて必要なのに難しいことが
達成されている仲間なのだ。

この仲間、仲間だけど友達でもある。
先月、6人でディズニーシーに行ってきた。

めっっっちゃ楽しかった。
誰が隣にいても楽しかった。
行きから帰りまで、
ずっと笑ってた。

みんな、優しくて面白くて大好きー!
という気持ちが増し増しになった
1日だった。

もっと色んなところに行こうね。
近場のファミレスに行くのもいいね。
公園で花火もしたいな。

ずっと友達でいてね、なんて
中学生みたいなこと、
この5人になら言えちゃうかもしれない。

時間が進まなきゃいいのに

草々

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