(叫び)
ちょっと前、多分2.3か月前かな、
「心が叫びたがってるんだ。」という
実写映画を見た。
アニメ版の映画をずっと見てみたいと
思っていたところに
実写版のほうがプライムビデオで
見れるようになっていたので
まあ実写でもいいか、と思い視聴した。
とっても好きなお話で、
電車の中で結構普通に泣いてしまった。
というのは置いといて。
主人公の女の子が、
わたしとそっくりだなと思った。
自分の言葉で
人を傷つけてしまったことがきっかけで
誰にも心を開かなくなり、
喋らなくなってしまった女の子。
私も自分が発した言葉が
すごく嫌な方向に転がってしまったことがある。
(人には言いたくないことの一つや二つあるので、
この話は掘り下げない)
その出来事があってから、
周りの誰を信じたらいいのか分からなくなったし、本音を言う相手の選び方も分からなくなった。
そうして結局、
不安や悩みは
家族にもどんなに仲のいい友達にも
話さなくなった。
誰にも特別な何かを求めなくなった。
この映画の主人公だけじゃない、
乃木坂が歌う主題歌「今、話したい誰かがいる」にも
深く共感した。
「何も欲しいと言わなければ
永遠に傷つかずに済む」
「小さい頃からブランコが好きで
シーソーに乗っている時はただ相手に合わせた」
本当にこういう育ち方をしてきたな、と。
大抵、歌詞の中の暗い感情に共感できる曲は、
解決方法を教えてくれる曲だ。
映画も同じ。主人公の悩みに共感出来れば、
結末は解決方法だ。
映画では、喋れない主人公が、
自分で脚本を書いた
ミュージカルをやることになるのだが、
歌や台詞にのせることで
自分の気持ちを声に出すことが出来たのだ。
だから私は歌詞を書いて歌を作る。
そうすれば私は世界中に悩みを打ち明けられる。
「諦めるなら一人でいいけど
夢を見るなら君と一緒がいい」
だけどいつか
世界中の中から誰か、
歌にしなくても心の奥底の気持ちを伝えて
受け止めてくれる人に、
一緒に夢を見たいと思える人に
出会ってみたいな。
まとまらない。
草々