ツインレイ〜彼が言うこと
サポートガイドに言われて、泣いて泣いて、私は彼に、伝える。
今度行ったら、ぎゅーってして、って。
そうして、ほっぺとほっぺ、くっつけたい、って。
僕、それだけじゃおさまらない、って言う。
だって恥ずかしい、って私は言う。
ホントはちゃんと抱いてほしい。
夢の中みたいに。
でも、そしたら私、何にもいらないって思っちゃう、今だって思ってる、バカみたいに。
あなたの子供が男の子でホントよかった、って思ってる、女の子だったら、気が狂う、抱っこしてあげたりお風呂入れたりしてあげてるって思ったら。
ホントは抱いてほしい、ひとつになっていたい、って、自分でも訳分かんないけどそんなふうに思う。
とにかく、一緒がいい。
私は泣きながら、伝える。
僕はね、もう覚悟決めてるの。
だからね、君も、もう覚悟決めてほしい。
もうね、Risaなんて仮面被ってないで、俺に抱かれてきた、って、俺の名前もばーんと出して世間に言ってやって。
私の目からは一気に涙が溢れる。
なにそれ、そこまでしなきゃいけないの。
だって、俺たちの愛だよ、って彼は言う。
自慢してやろう、って言うから私は大泣きしながら、笑う。
私のこれまでの人生とか、バックグラウンドとか、そうして今の二人の関係性とか。彼の状況とか。
小説、みたいにオブラートにくるんだものではない、もっともっとむき出しのもの。
多分、綺麗事だけじゃないもの。
うわ、それ、みんな知りたいよね、私、人のことだったらめちゃくちゃ興味ある。
私は何だか楽しくすらなってくる。
そうだね、私がセッションやるとかいうよりも、そっちのほうが、私には合ってるのかもね、ってやっぱり私は笑ってる。
全てをさらけ出して、周りを巻き込んで、傷付けて、でも、私にしかできないこと、二人の愛にしか、体現できないものが、もしかしたらあるのかもしれなかった。
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