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会いたいなあ

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会いたいけどなかなか会えない時のつぶやき
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お互いの向き合っている現実がどうであれ、お互いを信じられる、という気持ち。私たちはこの現実を越えて、私たちだけの形をつくっていける、という確信みたいなもの。私は今、心から全てを信じられる。

天使たちが大音量で、HappyBirthdayを歌ってくれる。『今日が彼と生きる、新たなお誕生日だと思って』って言ってくれる。現実は変わりなくても、私たちはまた新たなステージに行けたのかもしれない。大好きな天使さまからのたくさんの愛に包まれて、私は、ありがとう、と涙を流す。

『ぶち壊せ』『本当に大切なものならば再生するであろう。より良い形となって』『壊せないと思っているのは、あなたの本心か、それとも植え付けられた常識か』そんなメッセージを受け取った朝です。ぶち壊した先にどんな景色が見えるのか、わくわくしますね。あなたが今ぶち壊したいものは何ですか?

会いたい会いたいって思ってるのにいざ会う日が近付くと怖くなる。自分でも訳が分からない。そんな時に龍神さまから受け取ったメッセージのひとつ『何も伝えなくていい。ただ受け取ってくればいい。彼の愛もつらさも、全てを受け止めればいい』光の玉をもらう。

もう会わないほうがいいのではとか、仕事絡みだけど何かしら理由を付けて担当を変えてもらえばいいんだとか、もう忘れるとか思ってる。私たちはひとつ、とか揺るぎない自信、とかどの口が言ってたんだよって自分で呆れてる。この振り幅の大きさを何とかしたい。つまりはただ会いたい、一緒にいたい。

『あの男もあんたと同じ気持ちでいる』って、お散歩中にカラスに教えてもらった。そうして今の私はそれを素直に信じられる。私たちはひとつ。おんなじ気持ち。いつも一緒な感じ。特別なことは何もないのに、年明けくらいから私の中に出てきた、揺るぎない自信。自分でも不思議。でも嬉しい。

来年も大好きだから覚悟しといてね、って笑いながら伝えた。心の中でだけど。そしたら、あれ、覚悟が必要なのは私のほうだ、ってさっき気付いた。 彼の全てを受け入れる。それは例えば彼の子供からの思いとかも全部。『そっちこそ覚悟しといて』って彼は言うのかもしれない。

夫や子供を裏切りたくないとか、裏切って申し訳ないとか、そんな綺麗事は言いたくない。心の中ではもうとっくに裏切ってるから。心の中で彼が大切だって思ってる時点で多分。

それは、自分の気持ちにずっと嘘をつき続けてるからなのかもしれないし、一緒にいたいのが彼だって気付かされるからなのかもしれないし、本当にのびやかな気持ちにはこの場所ではもうなれない気がしちゃうからかもしれない。

ラジオから流れてきた失恋ソングを聞いて、サヨナラしたくないから結婚したはずだったのに、何で今一緒にいることがこんなに苦しいんだろう、って思った。

クリスマスなんてなければ、ただの冬の一日に過ぎないのに、って確かセカオワの歌詞にあった。そんな気持ちで昨日今日とただ過ぎるのを待つ感じ。彼のお家のことは考えない。目の前のことに集中して会いたい気持ちをうまく飼い慣らそうとする。でも心ではずっと想ってる。年末年始も多分同じ。

彼がお家で幸せでいてほしい。現実に長い時間を過ごす、奥さんとの時間が幸せなのが一番いいに決まってるから。そう思う。
私は天使に尋ねる。私ってずるい?
『ずるかったらこんなに泣いてないでしょう?』って言われて、また、私は泣く。

酸っぱくてもいいからホントは手が届けばいいのに、手をのばせればいいのに。手をのばしちゃダメだって、彼は彼で幸せなはずなんだって頭ではそう思ってる。でももし私が手をのばしたら、ぶどうがほしいって言ったら、多分彼は私にぶどうをそっと手渡してくれる。稚拙にも思えるまっすぐな愛と一緒に。

別に会わなくても平気、連絡取り合わなくても平気、年末年始だってお互いに家族と過ごす、それで平気。そんなふうに何度も自分に言い聞かせてる私はまるでキツネだ。高い所にあるあのぶどうは酸っぱいに決まってる、だからあんなのいらないもん、って強がってるキツネ。